このベッドが《バニャ2号》の寝床で、ずっとギズモちゃんとエルモちゃんと一緒に猫マンションの上で仲良く寝ていたんだけど
ある日突然エルモちゃんをのけ者にし始め
ギズモちゃんとふたりだけで暮らし始めた
それが最近・・
そんな《バニャ2号》の視線は いまやエルモちゃんでもギズモちゃんでもなく
ひたすら《ふぁふぁ》に注がれていて・・
最初はそんな心積もりを知らなかった魔女、落ちているベッドを何度もマンション上に戻していた
が・・ 戻しても、戻してもいつの間にか下の男組布団の脇に落ちている
そしてある日、ベッドを上に戻した後、そっと見ていたら
《バニャ2号》が手でもってわざと落としているところを目撃
そうして横目でちらちら《ふぁふぁ》を見ながら寝てみたり・・
それでベッドを片付けてみた
どうするんだろう、と思ったら
(あ、私のベッドがない・・ 仕方ないからここで寝るかぁ) って態で・・
好都合な感じで男組布団で寝始めた
そんな《バニャ2号》の気持に気づいた《インドラ》
インドラ 「僕、知ってる~ あれでしょ、 一緒にいたいんでしょー」
バニャ2号 「誰とよ・・」
インドラ 「僕と~」
バニャ2号 「バカ言わないでちょうだい!!」
インドラ 「じゃあ《ユリぼうず》?」
バニャ2号 「冗談じゃないわよ!!」
インドラ 「そっかぁ なら・・ 《ふぁふぁ》だね~ ふふん♪ そーだろー」
バニャ2号 「あ ・・」
ボンネット 「え・・ そ、そうなの?!」