《ふぁふぁ》とまじょねこ軍団 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください




        

              アトリエ暮らしの《ふぁふぁ》ちゃんを




             いつも《ユリぼうず》が訪ねてくれ



        
その度に《ユリぼうず》は、 「ここじゃ《ふぁふぁ》は淋しいだろうがよー!」 と、怒ります



けどみんなと一緒のリビングで《ふぁふぁ》は

おせっかいなまじょねこ軍団に散々な目に遭い


それは好意が裏目に出た感じで《ふぁふぁ》を怖がらせ

こうしてまたアトリエ暮らしになったわけなのだし・・



先週木曜日のこと

アトリエがあるので、いつものように《ふぁふぁ》をその間リビングに移した



早速、見守り隊見習いの《チャンドラ》が

《ふぁふぁ》を見守るべく任務に就く

しかし

例の《でっかいひな》落下事件があったことを踏まえて



 インドラ 「《チャンドラ》、もうここに乗って見守っちゃいけないんだよ」 (自分も乗ってる・・)


               チャンドラ 「でも任務だから!」



           インドラ 「お兄ちゃんの言うことが聞けないの?」


                 チャンドラ 「任務だもん!」



 インドラ 「なんで僕の言うことを聞けないんだよっ!」  がぶっ!!


           チャンドラ 「ぐえ~~~!!」



            インドラ 「これでわかったか!」 


            チャンドラ (だって・・ 任務なんだもん・・汗



《ふぁふぁ》のゲージ上ではこんな攻防戦が繰り広げられ・・


魔女は心配のあまり、仕事中何度もリビングに様子を見に行った



そうして仕事も終り

アトリエに戻そうと、その時窓辺にいた《ふぁふぁ》に 「さあ、帰りましょう」 と声を掛けた


すると《ふぁふぁ》が出窓から飛び降り、逃げ出した



魔女 「どうしたの、アトリエに帰るわよ」


ふぁふぁ 「やだ!」


魔女 「どうして? あそこだったら誰にも邪魔されずに安心して眠れるでしょう」


ふぁふぁ 「やだ! やだ!!」


魔女 「じゃあどうするの」


ふぁふぁ 「ここに いる」


魔女 「え?」


ふぁふぁ 「ここが いい」


魔女 「あんな目に遭ったのに?」


ふぁふぁ 「へっちゃらさ!」


魔女 「ほんとうにいいの?」


ふぁふぁ 「ぼく ここに いたい!」



それから《ふぁふぁ》は、ずっとリビングにいます


脱走の恐れがあるテラスにいる時は

まじょねこ軍団が交代で見張っています  

さりげなく見張っているところがとっても偉いのです 


おかげで魔女は大助かりです



        

                  ボンネット 「魔女!!」


                  魔女 「どうしたの?!」


                  ボンネット 「僕・・ 《ふぁふぁ》とお鼻つんつんした・・」


                  魔女 「まぁ! よかったわね~」


                  ボンネット 「うん!」


                  魔女 「《ふぁふぁ》はどんな感じだった?」


                  ボンネット 「思ったとおり、やっぱり猫じゃなかった!」


                  魔女 Σ(・ω・ノ)ノ!



                  魔女 「・・じゃあ 何だったの」


                  ボンネット 「リャイオン」


                  魔女 「ライオン?!」


                  ボンネット 「アニャマルプリャネットでいつも見てるリャイオン」


                  魔女 「・・」



テレビで観てるから、たぶん実際の大きさがわからないんだと思う



    ボンネット 「あぁ・・ やっと僕の努力が報われる時が来たんだぁ」  (感慨)



それから暫くして



        

                    チャンドラ 「まじょ・・」


                    魔女 「どうしたの?」


        チャンドラ 「《ちゃん》、《ふぁふぁたん》とお鼻ちゅんちゅんした・・」




        

           チャンドラ 「こ~んな感じでちゅんちゅんした!」


           魔女 「よかったねぇ 仲良くできて」


           チャンドラ 「うん! でもちょっと はずかしかった」


           魔女 「で、《ふぁふぁ》はどんな感じだった?」


           チャンドラ 「やぁ~っぱ りゃいおんだったあー!!」


           魔女 「・・」




そんな《ふぁふぁ》は


みんなと一緒にキッチンで食事をすることにまだ遠慮があるようで



ひとりで夕食は淋しかろうと思ったんだろうね   《ユリぼうず》が一緒に食べてあげています




     食後はテレビをずっと観ています  テレビが不思議でたまらないみたいです



                   おやすみ《ふぁふぁ》



そして朝になると

テラスに出て日向ぼっこ



      手すりの上から魔女がのらねこ軍団のところに行くのを見送ります


      帰りたい気持が目つきをそんなに悪くさせるのかぃ





             早く毛が伸びて仲間の所に帰れますように