二日目の《ふぁふぁ》と待っている仲間 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

《ふぁふぁ》が魔女家に来た日は前記事のようにして終わりました



さて、翌日

お天気も良くて


《ふぁふぁ》がベッドから出て来ました


箱型ベッドから出て来るのは魔女がいる時だけ

いない時は決してそこから出ません




          魔女 「《ふぁふぁ》、お日さまが暖かいねぇ」


          ふぁふぁ 「うん、あったかい」


          魔女 「ベッドの中ばかりだと嫌だもんね」


          ふぁふぁ 「だけど おひさま いないと ぶるぶるなっちゃうから・・」


          魔女 「そうだねぇ」



        

              ふぁふぁ 「《いんどら》 まだかな・・」



        

              ふぁふぁ 「《いんどら》、まだかなー!」





           インドラ 「《ふぁふぁたん》、おはよう!」


           ふぁふぁ 「《いんどら》~!」




          インドラ 「今日はベッドから出てるんだ!」


          ふぁふぁ 「はやく! はやく こっちに きて!!」




            インドラ 「見回りしてから来るから~」


            ふぁふぁ 「だめ! いっしょに あそぶ!」


            インドラ 「急いで帰って来るからね」





    ふぁふぁ 「わあ~い! 《いんどら~》と あそぶ~音譜


4年半の付き合いの中で

《ふぁふぁ》が腹を出しているところ、初めて見ました




今日の住宅部東


昨日からの暖かさが残っていたのは朝だけ

午前中一気に気温が下がり冷たい雨まで降り始めました

そして今はみぞれになっています



本日ののらちゃんたちのご飯は焼きブリです


まじょねこ軍団はそういうものを滅多に食べることができません

暖かい部屋で暮らせて、食べるのにも困らないからね


それに比べてのらちゃんたちは

寒さ、暑さなどの過酷な環境の中で必死に生きています

どんなに辛くても、苦しくても、その命が終わるまでは行き続けなければならないのだから


飼い猫に比べたらはるかに短い命を懸命に繋いで暮らして・・


彼らを見ていると、人間は自殺できるだけマシなんだ、って

それだけ人間は軟弱で、卑怯だということか



だから外の猫には

せめて美味しいものをお腹いっぱい食べて貰うの


 

        焼きブリを美味しそうに食べてくれる《たんぽぽ》と《とらたん》



でも食べ終わると・・



               とらたん 「まじょ 《ふぁふぁ》がいない!」



        

             とらたん 「《ふぁふぁ》がいなーい!」



     とらたん 「《ふぁふぁ~》! どこいったのーー!!」


  魔女 「《とらたん》、《ふぁふぁ》は魔女のところにいるから  頑張って待っててあげて」


           とらたん 「わ~ん! わああ~~ん!!」




魔女 「《ふぁふぁ》は、今元気がないの  元気になったら戻って来るから待っててあげてね

 《とらたん》はもうお兄ちゃんだから出来るよね」


      とらたん 「くすん・・汗 くすん・・汗汗



《たんぽぽ》も、《とらたん》も

すごく淋しそうです


待っているこの子たちがいるから

《ふぁふぁ》の毛が生え揃ったら基本(その時に住宅部東の猫たちの生活形態が変わっていなかったら) 元の場所に帰すつもりだから

まじょねこ軍団と一緒のリビングで暖房の効いた空間には置けないわけで

《ふぁふぁ》を飼い猫仕様の体には出来ないのです


それが辛い



アトリエのベッドに篭る《ふぁふぁ》を見ていても

淋しがる《たんぽぽ》や《とらたん》を見ていても


家でも外でも

魔女は心が痛くなる