魔女と《ちゃっちゃん》は枯葉のベッドで、《サンボ》は魔女のベッドでお昼寝
そんな私たちを崖の上から見ているのは成長した《こだくさん》のおこさま
・・《いんどら》の兄弟ともいえるんだよね
《こだくさん》のお子様がなぜそんなところにいるのかというと
仲良しの《ボスもどき》が魔女の所に来てしまったから後を追いかけて来たの
《つんでれ君》、ちゃんとおしっこ出てる？
さて、ご飯も食べさせたし、一緒に遊んだし、枯葉のベッドでお昼寝もして
《ふぁふぁ》たちのところにも寄るから、そろそろ魔女は帰るね
オダギリ君 「もう帰るの？」
魔女 「もう・・ って すいぶん長いこといたよ」
ちゃっちゃん 「さみしい・・」
魔女 「《ちゃちゃん》はいつもさみしいねぇ」
毎日みんなでお見送りをしてくれます
ちゃっちゃん 「さみしい・・ さみしい・・」
ちずのすけ 「おまえ、さみしい、しか いえねえのかよ」
ちずのすけ 「うお？ なんだこれ！！ いぬのクソじゃねえかよー！！
「いぬは にんげんづれだべ にんげんは いつも おれらの クソのことで
もんくばっか いってるくせに じぶんの いぬには いわねんのかよ・・」
犬のせいではありません
人間のせいですよ
ちずのすけ 「おお、 《かーくん》も みおくりか？」
かーくん・こっくんしながら 「うん」
かーくん 「まじょ また あした」
魔女 「ごめん、明日は仕事っていうので忙しくて来られないんだ・・」
かーくん 「・・そっかぁ」
魔女 「明日は寒くなりそうだから風邪ひかないでね」
かーくん 「かぜ？」
魔女 「カラスが風邪ひいったって話、聞かないな・・ 《かーくん》、なんでもない、またね！」
果樹園の子 「かえるの？」
魔女 「うん、またね」
果樹園の子 「またね」
住宅部東
みんな何とか頑張ってます
この写真は正面からだからわからないけど、《ふぁふぁ》は左腿からお腹にかけてスッポリとハゲてしまいました
しかしストレスが高じているわけではないようです
もともとハゲていた部分に被さっていた大きな毛玉が取れてしまった感じ
すっかり毛が抜け落ちていた四肢は少しずつ新たな毛が生え始めています
最近はひっくり返ってお腹を触らせてくれるようになった《とらたん》、風邪気味
明日は仕事で忙しくて行けないし
つい先日まで毎日２回、《ふぁふぁ》のいる明るい時間に術後の抗生剤をあげに行っていたことで猫嫌いの住人によって指名手配犯化してしまっている魔女は、日曜の人目の多い日も行けなくなってしまいました
本来なら喧嘩上等なんだけど
しかし、そのために《ふぁふぁ》たちが住み辛くなることを懸念してここは私が引く形をとることにします
彼らのご飯は一応他の人に頼んではあるけれど、明日から寒波到来ということで
抜け毛とまたしても鼻かぜの《ふぁふぁ》と、やはり風邪をひいている《とらたん》が心配でたまりません
食欲もあまりないようです
違う人に風邪の薬を頼んでおいたからちゃんと飲んでね
今日は奮発して猫おやつの焼きかつおをいっぱい買って
このふたりと《たんぽぽ》に好きなだけ食べさせました
一週間我慢したら暖かくなるというから
どうか、どうか、頑張って乗り越えてください
頼みます 頼みます