のらねこ軍団、ささやかなクリスマス | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


実は私、このところ暫く公園組から遠ざかっていました



いまや公園組は多くの人たちに癒しを与え、可愛がられて暮らしています


魔女が公園でみんなといる時も

猫に会いたい人たちはやってきます


だけどのらねこ軍団がこっちに集まっているので、ちょっとがっかりした感じで帰ってしまいます


それはお爺さんであったり、女子高生であったり、男子学生であったり、若いサラリーマン風の人であったり

多種多様な人たちがのらねこ軍団に会いに公園を訪れてくれます


わざわざ可愛がりに来てくれる人たちがいて、その人たちは美味しいものを持って来てくれ、だからみんな良く太っている


公園部の子たちは、多くの人に見守ってくれているし、可愛がってももらっている


そのころの私には《ジンジン》の世話があり、なるべく多くの時間を《ジンジン》と一緒にいてあげたかったのもあって

《つんでれ君》の回復を確認してから後は行かないようにしていました


それでも皆が元気でいるかが心配で

仕事や買い物で出かけた帰りは必ず公園脇を通り

その入り口で車を減速させてそっとみんなの様子を窓から覗いています


遠くのベンチでのらちゃんたちが、訪れる人々に可愛がれている姿を見ながら

私はまたゆっくりアクセルを踏むのです



クリスマスの日

毎日薬をあげている《ふぁふぁ》たちのところに行く前に

久し振りに公園に寄りました


例の手作りのクリスマスまぐろご飯を食べて欲しかったから


公園脇のブロック塀に沿って車を止め、ドアを閉めるその音をみんなは覚えていて

魔女が公園入り口に差し掛かる頃には、遠くから駆けて来る公園組の姿がありました


幸いこの時は公園には人がおらず

私も駆け寄ります


そうしてみんなと一緒にはしゃぎながらベンチに向かいます


ベンチに落ち着いたところで

早速文句が出ました



         

            オダギリ君 「なんで こんな ひさしぶりなんだよっ!」



           サンボ 「どうして ずっと こなかったの!!」



         

         ボスもどき 「まさか・・ みんなを わすれてたとか ないよね!」 (女子です)



         

              ちずのすけ 「まいにち まってたんだよ・・」



           つんでれ 「まじょ・・ どうして こなかったのさ」



         

   「《つんでれ》、 いっぱい おしっこして えらいね~ って なでてほしかった・・」




魔女は一生懸命に謝りました


どうにかみんなのご機嫌が直ったところでクリスマスまぐろご飯を食べてもらいます




  一杯目をあっという間に食べちゃって  みんな何回もお代わりをしました




それからみんなといっぱい遊んで


《ふぁふぁ》たちの住む住宅部東に行く時間になりました


バッグを持って立ち上がると


目の前で《サンボ》が・・



         

                 じったあ~~ん



                ばったあ~~ん



                    てけてけてけ



        サンボ 「まじょ からだ よごれた  きれい きれい して」



これを何度も繰り返すので、なかなか住宅部東に行けません


《サンボちゃん》は困ったちゃんだなぁ



          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



これは住宅部東のクリスマスイヴの様子です


こちらは《ふぁふぁ》に薬を飲ませなければならないし

公園部と違って、一部の地域住民に邪険にされていて

可愛がってくれる人もいないので、毎日欠かさず行っています


くらいはビクビクしないでゆったりと食べさせたく

邪魔な人間がいない夜にクリスマスまぐろご飯を持って行きました



       みんな大喜び  《ふぁふぁ君》、ハガハガ言いながら食べてます

       《とらたん》は目移りしちゃって《たんぽぽ》を困らせています



あら、ガツガツと早食いしていた《ブス君》がいない・・



    ・・と思ったら、満腹になって車の中で眠そうにしながら身だしなみを整えてた



今夜は寒いですね

外猫のみなさん、風邪などひきませんように