おうちがほしい | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


今日もいつも通り公園に行き、暫くみんなで遊んで

その後、住宅部東に向かった


広い駐車場に魔女の車が姿を現すと

真っ先に《たんぽぽ》が走って来て、全力疾走で車の後を追う


猫が車を追って疾走

そんな場面を目撃した人たちは思わず立ち止まることになるのだ


最初は《たんぽぽ》だけだが

いつもの場所に着く頃には全員がその後を追っているので

私は車を停めるのに細心の注意を払ってバックさせなければならない




      車を停めると、みんなが 「はやく おりておいでよー!」 と騒ぐ



それから猫たちはご飯を食べて

お腹がいっぱいになると・・




                 《とらたん》が車の中へ・・




                  続いて《たんぽぽ》も・・



くいしんぼうの《ばろん》はまだこぼれたご飯を探してる




          わしゃわしゃと乗り込む《たんぽぽ》と《とらたん》




              ふぁふぁ 「おい、やめとけ」





          そんな《ふぁふぁ》の言葉にも聞く耳持たず・・




         運転席の足元に落ち着くとらたん 「ここ おうち」


         魔女 「ここはおうちじゃないのよ、ごめんね」



               とらたん 「ここ おうちだもん」


               魔女 「・・」





                  とらたん (おうちだもん!)



気づくと・・



           魔女 「おいおい、《ばろん》、そこで何してる」




         

                  ばろん 「けづくろい・・」


                  魔女 「やめて・・」



バックウィンドウのところには《たんぽぽ》が寝そべっており・・



     魔女 「《とらたん》もみんなも、まじょはもう帰らなきゃいけないの、降りて」


                とらたん 「ここ おうち」


                魔女 「だめだよ」




           とらたん 「ぼく どかない ここ おうち」




暫くして

やっとどいてもらって家路につくことに



         
               車の中から、魔女 「《とらたん》、また明日ね」


              とらたん (・・おうち)




確かに

安心して眠れる場所が欲しいよね


・・そうだよね


雨が降っても濡れなくて

風が吹いても安心で


これから寒くなるから

暖かいい場所


そんなみんなに車の中にて少しばかりのお昼寝タイムを提供し


家に戻るのが

いつもより1時間遅くなってしまった本日のこと