本日午後の仕事前の短い時間にブログを書こうとしたら・・
アメブロがメンテで記事が書けなかった
それがブログUPが多少遅れた言い訳さ
いや、理由さ
テラスで栽培しているみかんが色づいて参りました
ネパールのことを書かせてください
インドの兵糧攻めが続くネパール
最悪の状況になっている
そんな中、ネパールは昨日から始まった大祭ダサインを
国民は大いなる不安抱えて迎えることとなった
ガソリンがないということはどんなことか
車が使えない、タクシーが営業できない、それは容易に想像がつく
例えば一刻一秒を争う病人がでた
瀕死の怪我人がでた
しかし病院に向かう手段がない
よしんば病院に辿り着いたとしても、輸血用の血液がない
そして薬もなくなっているとのこと
確かに私が現地で入院、手術した時も確かに多くの薬がインド製であった
カトマンズ、ポカラなどの都市ではスクールバスが動かせないため、学校は休校となっている
ダサインが始まって、そのために学校が休みになるのは幸いだが
一般車両への給油が中止されてから半月が経った
一昨日、インドが燃料などの一部の輸送をするとの報道があり
ガスステーションは昨日午後1時よりガソリンの供給を開始するとのことで、信じられないほど多くの車が数キロに渡って並んだが
友人からはもう20時間も並んでいるが配給はなし、との連絡が入ってきた
調理ガスがない
多くのレストランが閉店に追い込まれる
人々は小枝を燃やして煮炊きをしている
他国で制定された憲法が気に入らないからといって
どうしてこのような弱い者虐め的な行為がまかり通るのか
世界は相変わらず窮地に立たされた小国に無関心を装っている
4月に起こった大地震は人々の運、不運を分けた
しかし今回の封鎖は、赤ん坊から年寄りまで全ての国民を窮地に陥れている
これはある意味かの大地震よりさらに悪化した状態といえる
ネパールは輸入に頼り過ぎた
ネパールは観光国であるが、農業国でもあるのにもかかわらず
米などをインドから輸入している
国内生産を増やし、このような事態に少しでも対処できるよう政府は勤めなければならないし、ならなかった
カトマンズ近郊に土地を持つマハラジャンを筆頭とする人々が
これまでネワール族の土地として守ってきた肥沃な大地を、近年売って金を得る傾向が目立ってきた
人々も目先のことばかりでなく、今後のネパールのあり方を考える機会となることを望む
インドに屈して彼らの言うなりに憲法を変えれば封鎖も解かれるだろうが
屈しては欲しくはない気持ちがある
実に、実に辛いところだ