空高く、魔女家の朝 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

昨夜の私は

高校を長期に渡って登校拒否し、このままでは卒業できない

と、焦っている夢を見ました


同じ夢、時折見ます


登校拒否ってなんだよ・・


魔女は、人間とはかけ離れた動物的性質により、他の児童や先生から恐れられ

小学校から中学後半まで友だちなぞ誰ひとりもおらず

校内で人間と口を聞くことさえなかったけれど

だからと言って登校拒否なんて考えたこともなかったぞ


なぜなら私は単純で

学校は病気以外で休んではいけない、と勝手に思い込んでいたから


逆に人間とは関わらず

教室の窓から空を眺めたり

校庭で虫や植物と時を共有することが楽しく

それなりに良い学校生活を送っていたと思うけどな


第一、高校では親しい友人ができたし

彼らとはそれから今日までずっと仲良く付き合っているし



そんなおバカな夢を見て不愉快に起床した朝は快晴で、気持ちの良い風が吹いていた


開けた窓越しに、高校を卒業しなくたって大学受験資格検定があるじゃないか

と思いつき、ほっとした


・・今更ほっとしてどうなる



魔女が起きてリビングに向かう足音に狂喜した《チャンドラ》が

リビングドア横の寸胴猫タワーのてっぺんで猫踊りを踊っているのがドアのガラス越しに見えた


魔女の姿を確認した《チャンドラ》の猫踊りは激しさを増し

直後、その勢いにより猫タワーは鈍い音をたててぶっ倒れた


側にいた《ユリぼうず》が

猫タワーが自分を襲ってきたと騒いで怒り

タワーに向かってシャンシャンとおしっこをひっかけた




         
             手前が《ユリぼうず》が引っ掛けたおしっこね



もういやだ・・



そういえば《チャンドラ》

一昨日から大量のよだれを出し

とにかくよだれは際限なくほとばしって


抱いていた家族②のTシャツをよだれびたしにし

カーペットは下の床まで沁み込むまでに

ついでに猫毛布もよだれびたしにし


とにかくそこらじゅうがよだれびたしという

一大よだれ騒動を巻き起こしている


今日あたりはよだれの量も多少減ってきたが


これはその前夜に《ユリぼうず》に滴下したフロントラインを舐めたものと推測される



         

            これは出始め   この後からこんなもんじゃなくなる



         
          次から次へとでてくるよだれは、胸を伝い、手を伝い・・



いい加減にしてくれ・・




ちょうど一週間前

のらねこ軍団のところから帰って庭のめだかにご飯をあげに行くと

その途中のジャスミンの茂みの下になにやら巨大な白い物体が・・


ぎょっとして茂みを搔き分け、よく見ると《ひな》がうずくまっている


私の留守中にテラスから落ちたのだ


玄関が閉まっていて入れなかったからそうしていたのか

はたまた負傷して動けないでいるのか


抱き抱えて部屋に戻り、様子を見ると3本足でよろめきながら歩いている

また骨折か! と思い足を確かめる


骨折ではないようだ


落下時にあの巨体を支えたことで右前足を痛めてしまったらしい


やっと外から部屋に戻って来て、3本足でよろめいている《ひな》に《バニャ1号》が駆け寄って・・

いきなりビンタを張った


え・・ なぜに?



《ひな》は、昨日辺りからやっと右足をいささか床に着けるようになった



     こちら、具合の悪い猫が入院する感じの場所となっている猫仏壇の下  

     どうやら自分たちでそう決めているみたい

     中央奥でぐったりと横たわる《ひな》を心配する母親の《バニャ1号》(右)

     左は免疫不全の《ライガー君》




       バニャ1号 「この子大丈夫かしら・・ 心配だわ・・」



いいから早く治ってくれ




《レオポン》が1m以上飛び上がって部屋の中に入ってきた虫を捕まえた






しかし・・

一旦床に置いたところで

バニャ2号に食べられてしまいました




朝の散歩から帰って来た《インドラ》がドアをノックしています  


さあ朝ご飯にしようか




     よだれ猫の《チャンドラ》も、捻挫猫の《ひな》も一緒の朝ごはん