さよなら《カーメン》 さよなら《ぷんた》 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


先週の木曜を最後に、《ぶんた》はぷっつりと姿を見せなくなった



翌、金曜日


公園の椅子にバッグを乗せるや

《カーメン》が椅子の下からよっしょ、よっしょと出てきた



                カーメン   「まぁじょ~!」





          魔女の足元で立ち上がるカーメン 「だっこ~~」


          魔女 「みんなにご飯をあげちゃうから待っててね」


          カーメン 「・・」




         

                    魔女 「はい、どうぞ」


                    カーメン 「わああ~~~い!」





        この日《カーメン》はずっと魔女の指に乗っかって過ごした



翌、土曜日

《カーメン》の姿はどこにもなかった




そしてこちらは土曜日の《ぷんた》



           レトルトのパックを開けるや喰らいつく《ぷんた》




                       魚を齧る




      いつまでもこうやって食べているから猫たちに取り分けられないよ・・




        とにかくパウチから一旦出てもらってみんなに分ける

        《ぷんた》はこのくらいあれば十分でしょ




そして・・

《ぷんた》も翌日から来なくなった



昨日、そして今日と

公園はなんだかひっそりとなってしまった気がする



小さな生きものたちだったけど

その存在は愛らしく


この1ヶ月弱

猫たちと蜂たちは雨の日を除く毎日を同じテーブルで一緒に食事をしたんだ



生きる時間が違うもの同士が仲良くするのは辛いことだね


どんな相手でも

どんなに短い期間でも

時を共有できたこと、楽しかった



秋はその命を終えるものが多く・・


別れは淋しくて、悲しくて


またね、って言葉も言えなくて




そうして

公園にはいつものメンバーが残った



         
                       




                       みんな、また明日