一年ぶりに | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


このところ早朝にのらちゃんたちのところに行っているので・・

就寝が早い


常に夜型だった魔女が、こんなに早く寝るのは中学時代以来だ

大丈夫なのか・・ この状態のわたし


《たんぽぽ》の目のこと

このところの《ライガー》の不調

そのほかにも猫のことで心を痛めていることがあり・・


落ち着いて絵が描けない


展覧会まで2週間しかないというのに

どうしよう



今回の展覧会は大人の生徒たちのもので

既に出品作を完成させている生徒たちの悩みの種は他でもないこの私だ


私はこの1年、ネパールでの《バブー》の悲しい出来事を初めとし

帰国後の,のらちゃんたちのウィルス大量感染死、それに続く《くろまるこ》、そして《キリット君》のこと、そしてネパールの大地震と落ち着かない日々が続き・・


結局、1枚も絵を描いていないのだ


とか言っても

ダラけた生活三昧で、精進、努力、頑張り、と言う文字が魔女の人生にはないから

これまでも、年に1,2枚しか描いてはいないんだけどね



そんな中

いよいよ展覧会が押し迫ってきて

そんな魔女に、子供の生徒は常に 『先生、頑張って!』 の眼差しを送り


一方、大人の生徒は


「魔女先生好みの筆を見つけたから買って来た、 これで良い絵を描いてください」 とか


「先生の好きなクロワッサン鯛焼き買ってきたから頑張ってください」 とか


「顔を洗うのさえ面倒臭がる先生に、 はい先生、強力化粧落し だからちゃんと早く寝て絵を描いて」 とか


「猫ちゃんたちのご飯を作ってきました、これで時間の節約して絵を描いてください」 とか (手作りのレバー料理)


「まじょ先生の絵を楽しみにしてます、どうか、どうか頑張ってください」 のメールとか・・ (毎週会ってるんだから直に言えばいいものを)


「絵を描き出したら飲まず喰わずになるんでしょうから、これ・・」 とか言ってカロリーメイトやウィダーインゼリーを大量にくれる者


「卵・・ 食べてください そして絵を描いてください」 (男性の生徒だから何をあげたら喜ぶかかわからなかったんだろうけど、 卵50個って・・なんだよ)



とにかく、生徒さんたちに心配かけているのね・・ 私


そして生徒さんたちはプレッシャーをかけてるのね・・ 私に


絵筆や化粧落しをもらったり、鯛焼き食べたり、卵食べたり、軍団にレバーをあげちゃったからには、何が何でも描くしかなんだろうね



実は、描くなら《バブー》を描きたいとずっと思ってここまで来た


確かに猫たちのことで心配事も多く、落ち着かないのもあるが


あれから10ヶ月

《バブー》の姿を思うと、あまりに辛すぎて描けないという現実があって

いまだに写真さえ見られない



・・《バブー》を描きたい


心を込めて描いた《バブー》と

今度こそ一緒に暮らしたい



やってみようか・・ と思います


私の心の中で、今も生き続けるあの眼差しを・・

思い通りに描けなかったらどうしよう、という不安は溢れるほどあるけど

あの子をもう一度生き返らせたいという強い想いが、凶と出るかも知れないけれど



展覧会間近はギャラリースタッフとの打ち合わせや、会場のレイアウト、タイトルカード制作など

多忙を極めるので、描くなら今後一週間でやりきらなければならない


一週間といっても、仕事の日は落ち着いて描けないので、実質描ける日は3日間しかない


また、制作に入っても《たんぽぽ》たちに薬やご飯をあげに行ったり

私が来るのを待ってくれている《サンボ》たちも訪ねることを途切れさすことはできない


今から構想を練り

乾きの遅い油彩画での3日間は過酷だけど


一年ぶりに筆を持ってみようと思います



その間、ブログが途切れたり

簡単になったりするかもしれないけれど


その時はごめんなさい




        

                ふぁふぁ 「まじょ、がんばれ」



 

                たんぽぽ 「がんばってね!」


                魔女 「あなたも頑張ってね」




        

              サンボ 「あたしも にっき がんばるから」




 

          ジンジン 「夕食は僕に任せて、魔女は絵を描いてな!」


                    魔女 「むむ・・」




 
          インドラ 「魔女、頑張れ! 僕も頑張る!!」


                      魔女 「なにを・・」