本日も《サンボ》の日記 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


今日はまじょねこ日記にしようと思っていたんですけど


朝、《たんぽぽ》たちにお薬ご飯をあげて、公園に行くと

果樹園に足を踏み入れるや否や《サンボ》が走って来て


「にっき いう!」 と、言うのです


《サンボ》は日記のことを自分なりにいろいろ考えていたようで

紹介とか、報告とか、言いたいことをいっぱい用意してたみたい



魔女 「今日も日記を言うの?」


サンボ 「うん、しょうかいするの! みて!」


魔女 「わぁ! 《ちゃんた》じゃないの!」



《ちゃんた》は昨年の冬前に姿を消した子で、読者様の中には見覚えのある方もらっしゃるかもしれません





                   《サンボ》の日記



きょう まじょ きたら いいたいこと あります

《ちゃんた》の こととか くさの ことです 



          

           あたし 「まじょ! 《ちゃんた》 かえってきたよ」


           ちゃんた 「まじょ ただいま!」


           魔女 「《ちゃんた》、元気そうで良かった! でもだいぶ痩せたねぇ」




  

                ちゃんた  すりすり すりすり


                あたし (いつまで すりすり してる つもりなんだ・・)

 

          

                   ちゃんた 「はやく いこう!」



いすの ところに いく とちゅう みんなで 《きりっと》と 《くろまるこ》の おはかまいりを しました


みんなで 「こんにちは! きたよ!!」 って いいました



  

       《きりっと》の おはかから あたしたちの にゃわばりに もどります



そしたら ごはん



  

         ちずのすけ 「《ちゃんた》 はしたないなぁ」


         つんでれ 「いままで いったい どういう くらしかた してたんだろうね」


         あたし 「ながれもん してたんじゃない?」



《ちゃんた》は ごはんを しょっきに いれるの まてなくて はしたない ねこになってたよ




          

       ごはんが おわったら 《ちゃんた》は まじょに べたべた くっついて・・



  

              あたしは 《ちゃんた》・・ なまいき  と おもった



  

     それで 《ちゃんた》に 「あっちけ!」 って いいました

     そしたら 《ちゃんた》は まえ ねてた じぶんの ばしょに にげこみました



  

 ちずのすけ 「おまえが いなくなってから そこは おいらの ねばしにょ なってんだぞ」



それから あたしは まじょを つれてって いいました



  

          あたし 「まじょ、あたし くさむしりした!!」    



  

               あたし 「これ あたしが むしった」



          

             あたし 「これも あたしが むしった」


             魔女 「《サンボ》、偉かったね、大変だったでしょう」


             あたし 「うん、がんばった!」



   ※ 《サンボ》が草むしりをした場所はあ方々にあって、その全部に連れて行かれました      

      全部は紹介しきれないからちょっとだけ載せておきました



まじょが もりに こねこがいるのを みつけました


まじょが あたしを みましたから あたしは いいました


「こねこに あっちけ! っては いわないよ」


それで まじょは あんしんしました
  

  

        こねこは まじょが あげた ごはん いっしょけんめ たべてます



  

       ※ 生後2~3ヶ月です   顔はきれいなので安心しました
          でもお腹が減っていたらしく、それでも仔猫だから早くは食べられません

          時間を掛けて缶詰を一生懸命に食べ、食べ終わった食器はピカピカでした

          それからぴょんぴょん跳ねて森の奥に消えてゆきました



あたしは まじょ きたら あげるもの ゆうべ きめました 



  

   あたし 「まじょ いつも ごはんと あそんで ありがとう   ぷれじぇんと あげる」


   魔女 「おいしい プレジェントを ありがとう」


   あたし 「これ たべたら げんきになるんだよ  こないだ(昨日)の むしより おいしいよ」


   魔女 「はい」   ※ 《さんぼ》が見ていない間に食べた振りして木に返しました



いっぱい あそんで ぶらしん して 

まじょが また あした って いいました


あたしは また あした やだな って こころに なる


でも・・ また あした



          
                   魔女 「みんな また あした」