春を迎えた公園 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


公園は春爛漫













       
  馴染みのカラスに 『羽広げて見せるからここで写真撮ってくれ』 と言われたし・・





                 本日ののらねこ軍団



この一週間というもの

天候不順に寒暖差もあり、風邪をひいてしまってずっと不調だった《サンボ》


今日あたりからやっと回復の兆しをみせはじめました


今日はよだれも出ておらず

ぎゃあぎゃあと嫌がりながら、口の周りにこびりついたよだれが乾燥して泥と一体になった塊を魔女に取られました


やだ!やだ!! と騒ぎすぎて疲れちゃった《サンボ》



       

                   へ~へ~あせるあせる



             魔女 「《サンボ》、舌出てるよ」




       
                サンボ 「あ、いけない・・」




 こちらは侵入部員の《はちぶ君》   

 まだ人間に慣れてないので警戒しております



   はちぶ 「ぼく 《さんぶさん》に ここにいる きょか もらったんだからね!」


  魔女 「知ってますよぉ・・」

                            《さんぶさん》 → (《サンボ》のこと)




        みんなが魔女の前でごろにゃんするの真似して

        警戒しながらもごろにゃんをして見せております




     森から駆け下りてきた《おかん》  早速のお尻トントンを強要します



大好きなお尻トントンをされると、図らずも可愛らしい声が出てしまう《おかん》です


「きゃっきゃ音譜  きゃっきゃきゃ音譜音譜



そうすると必ずやきもちをやいた《サンボ》がやって来て《おかん》を殴ります

そして《さんぼ》はその小さな体で、逃げる大きな《おかん》を追い掛け回します


病み上がりだからよしなさい!

と言っても《サンボ》は言うことをききません




今日の午前中は町内の公園清掃が行われたようで

猫の水入れも枯葉のベッドも片付けられてしまっていました


持って来た器を持って水を汲みに行きます

その間、今日は《つんでれ君》がバッグの見張り番をしてくれるそうです


《つんでれ君》、頼むね!



        つんでれ君 「まかせといて!」  キリッ!!




トイレの洗面台が壊されて水が止められているので、ちょっと遠くの水道まで行かなければなりません

《さんぼ》が一緒に水汲みについて来てくれました



戻り道で、バッグを置いたベンチの周りに夥しい数のカラスが群がっているのが見えました

カラスたちはバッグの中のキャットフードを狙っているのです


《つんでれ君》が心配なので急いで戻りたいけど、急ぐと器から水が零れるので急げない


そうしてやっと戻ってみると

カラスたちに囲まれた《つんでれ君》は、必死の形相でバッグに覆いかぶさり、守っていてくれました

《つんでれ君》、ほんとうに責任感のある偉い子です

ありがとうね




散歩の人たちが公園に足を踏み入れると

陽だまりで眠っていた猫たちの耳立ちます


そして足音が近くなると体を起こし、大半の子は草むらに隠れ

《サンボ》、《オダギリ君》、《つんでれ君》は魔女の両脇にぴったりと身を寄せます


良い季節になり、昼間に訪れる人が増え

春休みの入ると子供たちが押し寄せるので

彼らは昼間中草むらに隠れ、魔女がいる時だけ公園に出て来る生活になってしまいます





            のんびりとした束の間の時間が流れ・・




             《はちぶ君》も眠ってしまいました




     《サンボ》はこの数日間の不調からどっと疲れが出ちゃったみたいね




みんなが寝ているうちにそっと帰りましょう




                   起きちゃった・・



みんな、また明日ね


来週はまた寒くなるそう

《サンボ》の風邪がぶり返しませんように