明日の夜には帰国ということで
慌しさが増すカトマンズ生活の中でも
《バブー》 との時間を何より大切にしたい魔女です
《バブー》、知り合いのおじちゃんに話しかけてる
そして足元にはこうして《カロ》がいる
この日バジャンが終わって閑散とした演台には
ダッドとバジャン仲間のダッドの親友は残っていて
ダッドは楽器の練習をしながら、ふたりで演奏ついて語り合っていた
一旦店に戻った私は、ダッドのタブラ練習風景を眺めようと、《バブー》と一緒に再びそこへ戻った
ダッドはタブラを叩きながら相変わらず親友と音楽について話し合っていた
すると《バブー》がいきなり演台に飛び乗り
歌い手であり、ハルモニウムの演奏者でもあるこの親友に向かってウオウオと何かを言い始めた
《バブー》はダッドたちの音楽談義にちゃんと耳を傾け・・ と思ったらあくびしてる?
この演台は誰しもが乗れるわけではない
ここでは《バブー》は常に特別な犬なのだ
なんたってマチンドラの守り神だから
《カロ》も元気でね
気の小さい《ベットゥー》は、大抵こうして狭い所に入ってる
一緒にご飯を食べ
《バブー》のことを思い出さない日は一日たりともない
マチンドラの仏様を守り
町の人々に愛されて
どうかいつまでも元気で暮らしてください
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今日は魔女の誕生日なんだが
もうそれをはしゃぐ歳でもないので・・
ひっそりと書いとく