さて、夏はアトリエに入り浸りの《ユリぼうず》
ただコヤツが自由なんだ
この生来の自由猫気質は如何ともし難く・・
グースカ ピースカ 正面図
グースカ ピースカ 側面図
グースカ ピースカ 平面図
魔女 「《ユリぼうず》! いい加減にしなさいよ!!」
シブシブ・・ トコトコ・・
ユリぼうず (ケッ! いちいち うるさいなあ)
魔女 「むむむ・・ このぉ・・」
「生徒の作品に乗るなあーーー!!」
シブシブ・・ トコトコ・・ トコトコ・・ バタッ!!
グースカ ピースカ
それでも生徒たちは《ユリぼうず》を甘やかし、可愛がってくれるものだから
コヤツはすっかり調子づき
ユリぼうず 「あーよく寝た!」
魔女 「みんな帰って、魔女の仕事も終わったよ」
ユリぼうず 「なんだ、もう夕方かぁ さあ、ご飯だ!ご飯!」
そうして生徒たちが帰った後には・・
ユリボール・イモムシが残されているのだった・・