軍団的夏の乗り切り方  | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


                  《凜》的涼の取り方


 

       

                   凜 「・・ ・・」




       
                  凜 「むむう・・」




       

魔女 「また水出してる!」


凜 「《凜》は一生について考えてるんです  じゃましないでください」


魔女 「なんの・・」


凜 「水の一生です」


魔女 「水の一生・・」


凜 「水はどこで生まれて、最後にどこに行くんですか? やはりニャバーランドですか?」


魔女 「・・」



水遊びして涼んでるだけのくせして・・



               

                軍団的涼の取り方



軍団は知っている・・

アトリエにはエアコンがあることを


教室が始まるか

または魔女が制作を始めると

リビングのドアが開放されていて、日中は家の中を自由に歩きまわれる軍団が

勝手にアトリエのドアを開け、わらわらと攻め入る


そうして思い思いの場所でエアコンの恩恵に与るわけだ



                   アトリエの時間



         ジンジン 「まったく この部屋は涼しいよな」


         魔女 「《ジンジン》、生徒の席に座らないで」


         ジンジン 「あ、なら僕、絵でも描こうかな」


         ユリぼうず 「《ジンジン》には無理だよ、僕ならまだしも・・」




       僕ならまだしものユリぼうず、一番冷風が来る場所を確保




           魔女 「あら、《凜》も来たの?」


           凜 「なにしろ水道を止められましたからね」


           魔女 「・・」





夕方になってやって来たパパ・ジョン ブリアン 「わあ~! こんな かいてきな へやが あったんですね!」

          


これより《パパ・ジョン ブリアン》、アトリエの虜に・・




                     魔女の時間



       

            バニャ1号 「このえ・・ こわいんですけど」





   ユリぼうず 「・・どうして《パパ・ジョン》はここでご飯を食べてるのかなぁ」


   魔女 「まだ朝ごはんをもらってなかったのよ」


   ユリぼうず 「僕も・・ もらってない・・」


   魔女 「都合のいいときだけボケないでくれる?」




       

                アゾ 「・・こ、こでは だれじゃ?」


                魔女 「《アゾ》」




       

 アゾ 「し・・ しらんかった・・  《あじょ》が あんなだなんて し、しらんかった・・」


            魔女 (その顔は 不本意な感じなのね・・)