のらねこ軍団の夜 Ⅱ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


のらねこ軍団のところへは

殆どの場合、深夜に出向く魔女であります


なぜならば

ひと気がないから


深夜の暗がりをヒタヒタと歩く魔女

そのうちこの公園には夜な夜なお化けが出るとの噂がたち

猫好き以外だ~れも来なくなるといいな~♪



         まじょ こんばんは!」 と駆けて来た《サンボちゃん》




            最近お年のせいか大人しくなった《つんでれ君》




              お尻トントンを要求する《黒丸》




     人間に捨てられちゃった《ちゃとらん》は抱っこ、抱っこ、とそればかり



この子は極寒の時期ににここに捨てられました

公園の子たちにここに住まうことを認めて貰うまで、追われては戻りの生活でした

《ちゃとらん》は、それでも耐えなければならないかった

何故なら他に行くところがないから


寒い冬、この子は公園の端っこにひとりぼっちで眠りにつかなければなりませんでした


見かねたのでしょう

《キリット君》が自分の住まいを《ちゃとらん》に与え、抱いて眠ってあげました


そんな《キリット君》の姿に、公園の仲間もこの子を仲間として認め始め

今ではいつもみんなと一緒です


ただ・・ 

みんなと違うのは、抱っこを異常に恋しがること 





       
            うにゃにゃん攻撃が激しい《キリット》



そうして魔女の膝の上は大混雑


       

       下から《キリット君のお子さま》 《ちゃとらん》 《ちゃっちゃん》




      

         この後、この上にでっかい《ちずの助》が乗かってきました     


                   重たいよお~



勿論このほかに 《森のボス》 《すがりつき君》、《オダギリ君》 《黒丸のお子さま》 《こだくさん》たち、みんな一緒にいるよ


いっぱい遊んで・・


深夜2時

いつも通りみんなに見送られて公園から果樹園を通って家路につきます


果樹園の出口でみんなとさよなら・・

のつもりが《キリット君》が追って来ました


どうしたことか、今日は聞き分けがない《キリット君》

どうしても言うことを聞かずに後をついてきます


長い時間を掛けて説得

ようやく後を追うのを諦めました


《キリット君》の視線を背中に感じながら角を曲がると・・




       ふぁふぁちゃん 「ここからは わたしが おくるね!」





               魔女 「どうもありがとう」


               ふぁふぁちゃん 「まかせて!」



一緒に歩きながら・・


魔女 「《ふぁふぁちゃん》、ちょっと 目つき悪くなった?」


ふぁふぁちゃん 「そんなことないわよ!」



《ふぁふぁちゃん》は優雅に跳ねながら車通りまで送ってくれました



のらちゃんのみんなが、少しでも幸せに暮らせますように


帰り道はいつも空を見てそう祈る



              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



今日は雨が激しく、のらちゃんたちのことが心配だったので、眼帯をして様子を見に行ってきました


長い時間を一緒に過ごして

後ろ髪を引かれる思いで先ほど帰って来ましたが・・


雨が上がって欲しい

せめてこれ以上強く降らないで欲しい


今家にいる自分に自己嫌悪中の魔女です





※ 明日は土曜日で本来ならブログお休みの日ですが

   《凜》のお誕生日なので臨時号で書きます