目下、魔女家で横行しているのが軍団の一部による 『なりすまし』
今のところ被害は1件のみだが
それにしてもまあ、どうして魔女に対してこんなことをやろう、などと思うのか・・
こちら、すっかり騙されてしまった例 。゚(T^T)゚。
魔女家の猫の食事は病気持ちの子たちに加え、融通の利かない子もいるからちょっと面倒
基本、朝食はカリカリ、夕食は《ユリぼうず》と《ボンネット》以外は缶詰となる
融通の利かない《ボンネット》はフリスキーミックス以外のご飯を一切食べない
当然缶詰も食べない
とにかくそれだけを食べ続けて生きているのだ
他の猫は安いカリカリなので、朝食時はみんな《ボンネット》のを欲しがる
それで、《ボンネット》にはみんなと一緒のキッチンではなく、この場所で食事をしてもらっている
ご飯の時間、いつもの場所で待機していたのでふつうにあげた
良く見たら・・ 違うじゃないか!!
ところでこのフリスキーは以前のものを大量買い置きしたもの
今はリニューアルして、同じミックスでも違う味になってしまったようで、試しに買ってきて《ボンネット》に与えたら全く口にしない
今の在庫が尽きたら《ボンネット》は飢え死にするんだろうか・・
今魔女は、それが心配でたまらない
マジで余計なことしないでくんないか、ネスレ ピュリナさんよぉヾ(▼ヘ▼;)
こちら、もうちょっとで騙されるところだった例 ( ̄Д ̄;;
堂々!
魔女 「・・・」
「・・・」
魔女 「・・だれ」
「ふうたぁ~ 」
魔女 「・・・」
「ごはん いっぱい くださ~い!」
魔女 「《風太》だったら、いっぱいくれなんて言わないなぁ・・」
こちら、騙されるわけねえだろうバカ! という例
《ライガー》は重症の歯肉炎でカリカリは勿論、缶詰もすり身じゃないと食べられない
だから同情した友人がモンプチを送ってくれた
そのモンプチは日々安い缶詰を食べさせられる他の猫たちからすれば憧れの品
だから夕食の時、《ライガー》は棚の上の、しかもその奥のみんなから見えないところで食事をすることになっている
以前は手前だったのだが、《ライガー》がちゃんと噛めないため、ご飯を下にポロポロと落としてしまう
それをピラニアな子供たちが下で待ち受けているいう哀しくもさもしい情景が切なく
《ライガー》は炊飯器の裏の奥まったところでの食事となった
さて、夕食の時間
棚の上の炊飯器の裏では
魔女 「そこで何やってる・・」
レオポン 「ごはん まってる・・」
魔女 「あからさまだぞ」
一方こちらは朝の洗面所
おはよー
魔女 「・・」
た、ただいま・・?
魔女 「いったい誰のつもりだ・・」
タヌ吉 「ばにゃに!」
魔女 「おまえ、大丈夫か・・?」
《タヌ吉》は最近、階段の手摺からリビングの軍団の様子を観察しているのだった・・