まじょねこ軍団日記 Ⅲ ~《チャンドラ》のご帰還~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください



4月4日(金) 朝   《魔女》


昨日《チャンドラ》を避妊手術のため病院に連れて行き、術後一泊した

昨夜は《チャンドラ》がいないせいで、軍団はいつものようにはしゃがなかった


病院に一泊した《チャンドラ》が心配で家族①と共に朝一で迎えに行く


どうして私たちがこんなに心配するのか、というと・・


《ボンネット》が去勢手術した時

確か朝連れて行って、夕方迎えに行ったと思うんだけど

たったその間に猫が変わっていたのだ


普通のおちゃめな猫だった《ボンネット》が・・

驚くほど臆病猫に変身していた

《ボンネット》は、あれから変わらず今も臆病で・・


ららママさんの家の黒猫《くぅ》ちゃんは

普通のあどけない猫だった


それがやはり去勢手術の一泊で・・

凶暴猫に変身してしまった

《くぅ》に狙われたららママさんちの娘は、いつも血だらけだった


だから心配だった

《チャンドラ》の一泊変身が心配だった



病院のドアを開けるや

言葉を交わす間もなく、先生から診察室に入ってくださいと言われた


そこで待っていると《チャンドラ》を抱えて先生が現れた


《チャンドラ》はとっても静かだった

されるがままになっていた


《チャンドラ》が診察台に乗せられ

私はそこで動かないでいる《チャンドラ》に声を掛けた


魔女に気づいたとたん

《チャンドラ》は、大声で泣き出した


ぎゃおぎゃお! わおわお!! と泣き出した


その姿はまるで人間の赤ちゃんがよそに預けられ、迎えに来た母親に対面した場面を彷彿とさせた


それまでは家で《チャンドラ》の声を殆ど聞いたことがなかった

ノラちゃんで、声を出さずに育ったせいだろう


鳴くというより、泣くなのだ

帰りの車の中でも《チャンドラ》はそうやって延々と泣き続けた



家に着いて、部屋のドアを開けるなり軍団が駆け寄って来た

バスケットからとび出した《チャンドラ》は何を思ったか、テラスに逃げた


それを追う軍団

先頭は当然《インドラ》だ




《インドラ》



ぼく 「待ってよ、《チャンドラ》! ぼくだよ!!」


チャンドラ 「わ~~んあせる わぁぁぁぁぁぁ~~んあせるあせる



ぼくはやっとの思いでバグってる《チャンドラ》をこたつのいつもの場所に連れて来た

それでやっと家に帰って来たことがわかった《チャンドラ》は・・



  チャンドラ 「《いんどらたーーん》!!」   グアッシッ!!




      ぼく 「《ちゃんどらーー》!!」    ぎゅっ!!




       

                みんなに囲まれて夕食を食べ




       

   家に帰っのを実感して嬉しくなり、やたらカーテンにぶら下がる《チャンドラ》


     インドラ 「《チャンドラ》、やめな! しゅじつして来たばかりでしょ!」


※ シャッターのタイミングが悪くてなかなかぶら下がった場面が撮れなかったけど

《インドラ》に何回も《チャンドラ》は言うことを聞かず、飛び跳ねてはぶら下がっていた





             ぼく 「《チャンドラ》、よくがんばったね」


             チャンドラ 「あい」