ちょいと山登り | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


その前に、ちょっと聞いて!


これは昨日家族ちぃが自身のブログにも書いていたから、既に内容を知っている方はごめんなさいなんだけど


一昨日の夜のお話

家族ちぃが泊りに来ていたこの日、つまり毎週土曜日は魔女は夜も仕事で

魔女が仕事から戻ると、《ひな》を抱いた家族ちぃに《ひな》が恐ろしく毛玉だらけなことで説教された


叱られると思ってたんだよね


だけど、あ・・ と気が付いてみたら、時、既に遅し

《ひな》はもう毛玉だらけで魔女にはどうにも出来ないところまできていた


だから叱られるのを覚悟で放っておいたら案の定・・ 叱られた



家族ちぃは魔女が戻るなり、仰向けに抱えていた《ひな》の腹を指し、お腹に毛玉があるから切って!と言った


確かにお腹に黒っぽい毛玉があって

私は先ず、それがどのくらいの大きさか確かめた


ら・・  指先が濡れた


なに?


とにかく気を取り直して

毛玉を切るために毛玉の部分を確認しようともう一度触ってみたら、それは皮膚の感覚だった



さらに覆っている白い毛をどかしたら

黒くてぬらぬらするものが現れた

感触はやはり皮膚と同じ

皮膚と違うところはその色と、冷たさ


こ、これは・・ 

脱腸か

腫瘍か

はたまた腐って盛り上がった皮膚の一部か

そしてそれは壊死しておるのか


《ひな》の顔を覗きこむと・・ ふつうの表情

痛がってもいないし、嫌がってもいない


切るのは心配だから、取り敢えず引っ張ってみようと思った


なんかキモイのでティッシュでもって引っ張ってみた

するとそれは思いのほか簡単に取れた


既にその皮膚は体から千切れていたのか・・


そう思いながらティッシュの上の取った皮膚を眺めていたら


それがゆるゆると動き出した!!



なんじゃこりゃぁーーー!!



魔女は思わずそれに目を近づけた

興味本位からうんと近づけてみた


丸い形のその皮膚らしきもの、真ん中から分かれたと思ったら

ゆるゆると長く伸び始めた


ええっ!! と思って


もっと顔を近づけてよく見ると

その一方から


少しづつ・・ 角が・・ 出てきた



こ、これは・・ ナメクジじゃないか!!



見ろ! ナメクジだ!!



と言って家族②や家族ちぃに突きつけたら、驚きの中にも嫌悪感を顕にされた



差別だ・・ 差別



それにしても《ひな》

いったい いつからお腹にナメクジを飼ってたの?


《ひな》は外に出ないからナメクジはテラスの植物のところにいたのだと思うけど

《ひな》がおデブさんでお腹を舐められないことがわかってて、そこにいたのかなぁ



環境に適合し、都合の良い相手と共生するという生きもの進化の過程を目の当たりにした気がして、ある意味感動を覚えた


白い毛に包まれ、まぁるくうずくまって《ひな》のお腹で越冬していたナメクジさん


ごめんよ、と心でつぶやきながらテラスから外に出した



あ、《ひな》と《なめちゃん》の記念写真撮り忘れた!



どうせなら共生してるところを撮りたかったのに、ごめんね ← いったい誰に謝ってる・・



昨夜夢を見た

それは《ひな》がパンダの赤ちゃんを産んだ夢だ


パンダの赤ちゃんを器用に胸に抱える《ひな》に向かって


「どうするのよ、パンダの赤ちゃんなんて産んじゃって! 今は極小でいいけど、大きくなったらいったいどうやって育てるつもりなの! 庭の笹の葉だって少ししかないんだよ!!」


と、夢の中の私は目を吊り上げて喚いていた




          
                  ナメクジと共生していた毛玉女




           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




本日はひたすらふざけた山登りの様子をお届け致します


ボートで対岸に渡った私たち

ここから急な坂を登って山頂を目指す




        

            途中でお会いした蛇神様に乾杯! ・・じゃなく参拝





        

         ラクちゃん 「お~い、魔女! これ面白いぞ~~!!」




        
             魔女 「よお~し! やってやんぞ~~!!」  

              ※ 相変わらずポーチのファスナー・・ 開いてるやん!(´Д`;)
        



   
          イソップ物語では怠け者にされたキリギリスさん 


                                     ※ 類は友を呼ぶのか?  




      
                      楽しい木登り

                             ※ 木はいいからとっとと山に登れよっ!




                      山頂に到着




 
                      赤い蟻発見!

                               ※ むしろ自分を再発見しろって・・



        
                          空・・

              ※ ほら見ろ、ふざけながら登ったせいでもう陽が暮れるぞ



赤い蟻も見たからすぐに下山



        
                おばあちゃん、ご苦労さまです

                 

        
                 おばちゃん、お疲れ様です



        
           ラクちゃん、ウェストポーチを肩から掛けないでくれ

                       ※ 自分の腰が信じられないんだって イミワカラン



結局、あれだけ見たかった金属音を出すキラ(芋虫?)は、遠くの草むらで数匹が鳴いている(どうやって金属音を出しているのかわからない)だけで、その姿を確認することは出来なかった

これは甚だしく残念極まりないことで・・
わざわざここに来た意味がなかった

私たちは、悔し紛れに道端の雲母を拾った




            夕食は 『クレイ オーブン』 のテラスで


『クレイ オーブン』に向かう途中で大粒の雨が降り出した



         閉所恐怖症の魔女は常にオープンスペースでお食事


                 ※ 例えこんな大雨でもね  床が濡れてるや~んヽ(;´Д`)ノ




 

              マッシュルームのカリーにタンドリーチキン




 
              パラック ポニール (ほうれん草のカリー)


                                  ※ マイルドで大変美味しいカリー




ここのスタッフは、手を挙げると走って来ますよ

ネパールでは画期的なレストランです  


駆け足で来るから?  


はいそうです!



カリーやタンドリーチキンにはナンが付いて来るのに、ラクちゃんがそれと知らずにナンを別に頼んじゃって・・


テーブルはナンだらけ  

どうすんよ・・ このてんこ盛りのナン山


帰り際、明日の移動途中に食べるランチ分のタンドリーチキンをテイクアウトで註文

ついでに残ったナンも包んでもらう



ネパールのタンドリーチキンは本場インドのより旨いと私は思う

ヨーグルトが強くなく、日本のインド料理店で出てくるようにパプリカの赤は薄い


どとらかというと炭火焼に近く、非常に旨い!