アホな落下の顛末 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


           元旦、年賀状の中にこんなのがありましたよ



           

                    住所が書いてない・・



正月3日目

皆様にはどのようにお過ごしでしょうか


魔女はこの3ヶ日、常にお腹が減っているのか減っていないのか分からない状態で

ちょっと・・ 不愉快です


そして明日から仕事だあ~

あら、明日は土曜日だからまたこのブログ、お休みだわ(^▽^;)



           ゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆



それは大晦日の真昼間


魔女は朝から軍団グッズの洗濯に追われ

それは他でもないチッチマンのせいでもあり・・


とにかくタオルや青いチューリップベッドや、ピンクハウスなどを洗濯しテラスに干した

午後になって陽が傾き、その頃にはチューリップベッドは乾いていたが

分厚いピンクハウスは生乾きで


それで魔女はそれの場所を陽の当たるテラスの手摺に移動しようと持ち上げた


重いじゃないか・・

これ、こんなに重かったけ?


力を入れて持ち上げてみると

その中から《バニャ1号》が転がり出て

転がり出たそやつは、倒れたままの姿で魔女を睨みつけた


そんな《バニャ1号》にお構いなく、私はピンクハウスをテラスの陽のあたる手摺に乗っけた


そうして部屋に戻ったのだが・・



        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ここからは《ひな》の証言


まじょを にらみつけていた 《バニャ1ごう》は

まじょが ぴんきゅはうすを てすりに ほして まじょが おへやに入っちゃったあと

おきあがって てすりを見上げてたけど、 少したったら そこに とびのった


そして とことこと 歩いて ほしてある ぴんくはうしゅに 入ってった

ふつーの 顔して入ってった


わたし、ええっ! って 思ったよ


わたしだったら ぜったい やんないもん



        
《バニャ1ごう》は ここに こうして ほしてあった ぴんくはうしゅに 入ってったんです


                            《ひな》の証言をもとにした再現画像




そして、あんのじょー 落っこちたーー!!


まっしゃかしゃまに 落っこちたーー!!



その時、わたしは てしゅりに のってて そこから下を見た

ぴんくはうしゅは 下の小さな木にぶつかって それから 草の上に ころんと ころがった


それから しばら~く たってから

そこから《バニャ1ごう》が のろのろしながら 出てきた


そしてまわりを みはらして

小さな声で、だけど うれしそうに 「きゃ!」 って言って にわを走りはじめた


《バニャ1号》が うれしそうだったから それで いいかな って わたし 思った


わたしは まじょに そのことを 言おうとしたんだけど

まじょは ばおばおと そうじきを しはじめて 

それから ずっと それを してて

だから わたしは おわったら 言おう って思って

そのあいだ 《チャンドラ》と そんでたら・・ 《バニャ1ごう》の こと わすれちゃった



           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



魔女の話に戻って


私は夕方近くになってピンクハウスが乾いたはずだと思い、取り込みにテラスに出た

そこで庭に落下したハウスを発見

外に出るのが面倒だったので後回しにした


その時はハウスと一緒に《バニャ1号》が落下したなんて、夢にも思っていなかった


そして軍団の夕食時

《バニャ1号》がいないと思ったが

彼女は変わりものでみんなと同じ行動を取らないため、またコタツの中で寝てるのだろうと気にも留めなかった


おかしいな、と思ったのは《レオポン》の様子からだ


魔女家最大のいやしんぼ

その《レオポン》がご飯も食べず元気がない

《レオポン》は極度のマザコンで、常に《バニャ1号》の側にいる子だ


《レオポン》が、母親の《バニャ1号》によって独り立ちさせられそうになった時などは

まるで心の病気になったかのように精神不安定に陥り、死に掛け人形のようになった


それで《バニャ1号》は、《レオポン》の独り立ちを諦めたほどだ


そこで魔女はやっと《バニャ1号》がいないことに気づく

みんなにそのことを尋ねると、《ひな》が思い出したようにその事実を伝えてくれた


私は庭に出て、引っ付き虫だらけになりながら、やはり引っ付き虫だらけのピンクハウスを回収しつつ、《バニャ1号》の名を呼んだ

すると《バニャ1号》が鳴きながらやってきた


家に戻るように言うと、 「いや!」 と答える

そんなやり取りを聞きつけて、セキュリティー担当《パパ・ジョン ブリアン》もやってきた


《パパ・ジョン ブリアン》と一緒に説得するも、《バニャ1号》は聞く耳を持たず、下の細い道に走って行ってしまった

後を追う《パパ・ジョン ブリアン》


魔女は後を《パパ・ジョン ブリアン》に任せて家に入った


深夜、《パパ・ジョン ブリアン》がやって来て

「《ばにゃいちごー》が どうしても いうことをきかない」 と報告した

私は、《バニャ1号》のことはもう気にしなくていいから、《パパ・ジョン》はゆっくり寝なさい、と言った



元旦、高級缶詰での朝食の時、《バニャ1号》はいなかった

それで《レオポン》はますます元気をなくした


そうして元旦の夕食時

《パパ・ジョン ブリアン》が《バニャ1号》を連れて戻って来た


《パパ・ジョン ブリアン》 ずっと気にしていてくれたんだ・・

寒い中、ほんとうにありがとう





 レオポン 「おかあちゃん、どこ行ってたの・・ あたし ずっと さみしかったんだよ」


                                 この画像、よく見てみると・・ 




               バニャ1号 「はい、ごめんちゃいね」





              バニャ1号 「ごめんね ごめんね~~」


             レオポン 「・・」




        
               バニャ1号 「あー つかれた・・ ぐぅぐぅぐぅぐぅ


              レオポン 「・・おかあちゃん」





あ、そうだ

落下と言えば《バブ》




               この子ね・・



《バブ》はすっかり元通りになり、あんなに魔女を恨んでいたのに、今ではまた魔女に甘えている

やはり顔面を打っていたもようで、口の上に傷があり、鼻血を出したらしく、玄関先の小さめの血だまりは多分その時のもの


《アゾ》に言わせると

恨んでいるのは痛い間だけで

それは誰かのせいにしなきゃ気がすまない猫の性分であり

痛みがなくなると恨みを忘れるんだって


ゲンキンなものだな・・