仔猫丸投げ物語 Ⅴ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


2日目の土曜日に遊びにやって来た《そらちゃん》



       まじょねこ日記

          そら 「あれ?  ・・なんか ちがう におい するぞ」 




まじょねこ日記

  そら 「なに? ここ・・」        インドラ 「あたらしい小ねこのお家だよ」




        まじょねこ日記

  そら 「あたらしい こねこ?」     インドラ 「うん、ぼくが めんどう見てるんだ」




まじょねこ日記

     ひな 「ほら、あそこにいるわよ  なかなか かわいいでしょ」




まじょねこ日記

        仔猫 「お・・ おかあちゃん・・ むにゃむにゃ」




まじょねこ日記

    そら 「ふん! なんだよ 《いんどらにいたん》も みんなもさ!!」



この日はなんだかご機嫌ナナメの《そらちゃん》でした  



3日目

仔猫はやっとトイレを使うことを覚えましたが、砂を被せての後始末ができません


4日目

食事時間には《インドラ》に連れられてみんなと一緒に台所に集まるようになり、他の子より小さな自分のお茶碗を覚えました

それまでのように、早い者勝ちで唸りながらご飯を食べなくても食べ物は十分にある、ということも理解しました


初めてのお食事の時から数回は

よほどお腹が減っていたとみえ

わおわおと大声で唸りながら足まで茶碗に突っ込んでご飯を食べていた仔猫


《インドラ》の指導の下、やっと自分のお茶碗で唸らずご飯を食べられるようになって



まじょねこ日記

         自分の器でご飯を食べられるようにはなったけど・・



まじょねこ日記

             まだちょっとお行儀が悪いわねぇ・・




5日目

魔女が留守をしていたら、用心のためか身を隠ようにコタツに潜り込み、《ボンネット》にくっついていました


最初の2日間は《インドラ》に貰ったボンボンでひとり遊びをしていましたが

この日あたりからみんなと一緒に遊ぶようになりました

母親を求めて泣くことももうなくなりました



まじょねこ日記

               だいぶふっくらとしてきました



6日目

毎回仔猫の代わりにトイレの始末をしている《インドラ》を見ていて、仔猫が初めて自分で砂を掛けました



カラスを異常に怖がり

雨が降るとオロオロし始めるのはいまだに変わりないけれど


毎日《インドラ》が舐めてくれるので

薄汚れていた毛の色がはっきりとして、きれいになってきました



そして昨夜



まじょねこ日記

          みんなと一緒にお行儀よく食事をしています



まじょねこ日記

       もう《インドラ》のお茶碗には顔を突っ込みません




まじょねこ日記

            仔猫 (こわかったの このひとのせいだ・・)



でもまだ恨んでるのよぉ・・