軍団お留守番日記 ~ライガー編~ | まじょねこ日記

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まじょは ニャパールに行く時 《ライガー》の心配ばかりして

ぼくの心配をしなかった


だから ぼくは 毎日2回もカリカリを食べなきゃならない 過子苦なうんめいをせおった


あの・・ 今日は《ライガー》の事を言ってね

それに過酷の字が違う

勝手に字を作っちゃダメよ


はい・・



まじょは何まいもの紙にぼくたちのご飯のしゅうせいのことを書いた

ぼくが そうぞうしたところでは その半分くらいは《ライガー》のことなんだ ぜったい


まじょと家ぞく①がいなくなってから・・



ジンジン 「《ライガー》 おまえ・・ 魔女も家族①もいないけど、ご飯、大丈夫か?」


ライガー 「・・」


バニャ号 「いい? なにが出てきても しっかり食べなきゃだめよ」


ライガー 「カニカマは?」


ユリぼうず 「カニカマに希望を持ってるようじゃ老い先は短いね」


ジンジン 「なにが老い先だよ! 《ライガー》はまだ1才だろうが!!」


凛 「とにかく出されたものを何でも食べて、魔女が帰って来るまで生き延びるんです!」


バニャ1号 「そうよ、 生きのびるの!」


ライガー 「・・」


バニャ1号 「あなた、お母さんのこどもでしょ! できるわよ!!」


ライガー 「で・・ お父さんはだれ?」


バニャ1号 「今はそういうこと、かんけいないでしょうがっ!」


ひな 「《ライガー》、がんばりな!」


レオポン 「そうだよ、あたしみたいに何でも食べるんだ」


バニャ1号 「《レオポン》みたいに みさかいなく食べるはやめなさいね、おなかをこわすから」


レオポン 「・・」


ジンジン 「僕らが見守るから大丈夫、頑張れば何でも食べられるさ」


ユリぼうず 「朝と夜食のカリカリは僕のを分けて差し上げるから有り難く召し上がりなさい」


凛 「《ユリぼうず》ってば、ずいぶん恩着せがましい言い方しますね・・」



みんなはこぞって《ライガー》をはげましたけど

ぼくがカリカリを食べられない心配はだれもしなかったし、はげましてもくれなかった


だからまじょがいない間、ぼくの顔はまゆげのはじっこが下むいてたと思う (眉毛・・?)


あの・・ 今日は《ライガー》のことを言おうね


はい・・



みんなにはげまされて、《ライガー》は夕食にのぞんだ

だけどぼくの九書くによると、そこにはちゃんとカニカマが入ってた 


はい勝手に字を作らない 『九書く 』じゃなくて 『嗅覚』 です


あい・・



だけど、忘れたか、わざとかはわからないけど

その次の日はカニカマが入ってなかった


その時《ライガー》は、「え・・?」 って感じで顔を上げたけど

まわりのみんなが (食べるんだ!) ってアイズした


・・《インドラ》、 どこで英語を覚えた?


まじょがえいごのきょうしつの時、せいとに目は 『アイズ』 って教えてた・・


(この子・・ 侮れないな)



そしたら《ライガー》が食べ始めたんだ

いっしょけんめで食べてた


長い時間を食べて、食べ終わったら《バニャ1号》が 「えらかったね~」 とか言って《ライガー》をなめたげた


《ジンジン》たちも《ライガー》をほめた


ぼくががんばってカリカリを食べても、そこまでほめられなかった


・・



そうしたらね

《ライガー》が みるみる食べるようになって

ご飯の時間はみんなといっしょに 台所に走っていくようになったんだ


それまではご飯の時間になっても こたつの横でうすくまっていたのに・・



でもこうして《ライガー》がみんなといっしょにご飯を食べられるようになったのは ひじょーにめでたいことです



なにもかも お水のおかげだね!



そっちかい!! Σ(=°ω°=;ノ)ノ