どこかに行ってきた | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

昨日一昨日とどこかに行って来た

伊豆の方だったよ


家族②の仲間のお出かけに魔女も誘われてね

わたしを誘おうなんて

よくもそんなこと思ったものだ


だけどもうロッジも予約したというので・・  行って来た



マーガレットラインという道を通ったよ


どんなところに行ったかというと・・


先ずは海のそばの野生の猿がいるところ

そこに向かう道路には既に猿の家族がたむろしてた



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後ろには暑さでぐったりした猿がおりますが・・ それはともかく

この手前のお猿ちゃん、お母さんが次の子を産み、その赤ちゃんの世話に掛かりっきり

それで淋しいし、つまらないんだろうね・・ ずっとこんな感じ  その様子がとても可愛かった




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        お兄ちゃんなんだから我慢しなよ、と声を掛けたら、 「うん・・」 って




大人の猿が何か言いたげに私のシャツの裾を引っ張ったり、両手を回して足にしがみついてみたりしてる

どうしたの? と聞いても黙って顔を見上げるだけ

それでいて、行こうとするとまたシャツを引っ張る

構って欲しいのか・・


人間の子でもよくいるよね

ベタベタと大人にくっつく甘ったれの子


手を繋いであげたら今度は離さない

「もうおしまいね」 と言うと口を尖らせて文句を言う

「ほんとうにおしまいよ」 と言うと、今度はキーキーと歯茎まで見せて嫌がる


さっきからそんな様子を背中で眺めていたボス猿の《鶴吉》


振り返ってから、のっしのっしとやって来て、甘えんぼちゃんの頭を殴った

甘えんぼちゃんはキー!と鳴いて飛び退き、一瞬その場が騒然となった


甘えんぼちゃんは側にいた他の猿にしがみつきながら、《鶴吉》に殴られた頭をポリポリと掻いた


《鶴吉》は 「うちの者がご迷惑をお掛けしやした」 という目で私を見上げた

うむ、しっかりした良いボスだ・・



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         野生猿300頭を率いる16代目親分の《鶴吉》にございます



群れでは何かにつけて小競り合いが起こる

嫌われ者もいるし

乱暴者もいるし


魔女がいた周りでも何回か小競り合いがあった

その時、私の周囲には何故か赤ん坊を抱えた母猿が集まっていて

小競り合いに怯えた子猿が・・



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            こうして魔女の足元に逃げてくる




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小競り合いが終わっても足の甲に乗っかったり、蚤を取ってくれる仕草をしたりして離れない



私は猿ですか

そうでしたか

よろしくね


この赤ちゃん猿、凄く可愛かったのに・・


突然人間の子供がやってきて

「私のところにもいらっしゃい」 などと言うものだから・・



怖がって逃げてしまったじゃないか!



それでも人間がいなくなると、小猿はまた足元にやって来て同じことをする


そうするとまた人間の子供がやって来て

「私のところにも来てよぉ」 というので小猿は怯えて逃げ出す



《鶴吉親分》、人間の子供を片っ端から殴ってきてくれないか!




そこからマーガレットライン(だから・・ それはどこだよ)を戻ってどこかに向かう


暫く車を走らせて着いた先は森の中の宿泊所



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           こちら受付嬢の瞬きがチャーミングな《ホーミーちゃん》




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  トレーラーハウスの左の大きなテラスにはテーブルも椅子もあって、夜はBBQですと



私はひとりでお散歩らんらんらん

森はいいね



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                 枯葉モドキな子がいたり



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美しい尻尾のトカゲさん 

この時は一斉に10匹ほどのトカゲが集まってくれたが、カメラを向けると隠れてしまった


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       部屋の前のテラスにはアマガエルさん   何ともかわええのぅ



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                  こちらは見事な蛾さん


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                森にはヤマユリが咲き


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                ブルーベリーは食べ頃




こうして過ごした2日間だったんです


家族②が事あるごとに青くなったり、赤くなったりするほどに・・

私は団体行動には向いていなかった


わかってはいたけど

それにしてもこれほどまでに協調性がないとは・・

家族②が涙目で、然も吐き捨てるようにそう言った


それほどだったかしら・・


いまだに伊豆らへんのどこに行ったのかわからないのですけどね