前回の話は、ママたちとティミのビスケートジャットラを見学に行き
スレスとの約束のためにひとりで帰って来るところまでだった
私を乗せたタクシーは渋滞に巻き込まれ、約束の時間から30分も遅れてタメルチョークに到着
彼らはカフェでなく、約束した場所で立ち話をしながら待っていてくれた
旧友スレスはとても顔が広い
最初にスレスお気に入りのイタリアンカフェでラテをいただき
夕暮れと共に酒のある店に移動する
今回もタメルにあるちょっと感じのいい店に連れて行ってくれた
スレスとカズリはビールを次から次へと空にする
飲めない魔女はここでもフィンガーチップスをつまみに水タバコを吸う
スレスとは本当に気が合うので話をしていて楽しくて仕方がない
あっという間に時間が過ぎる
おっと、もう9時半だ
今夜日本から到着するNAMIさんを空港に迎えに行かなければならない
魔女は先に帰るね
彼らはこの後クラブに移動し、深夜にまで飲み続けたようだ
4月16日
この日は
朝一番で《バブー》と会い、朝のみ演奏されるバジャンを聴くためマチンドラへ、それからギリンチェで朝食を取り、一旦ホテルに戻ってシャワーを浴びる
翌日は過疎の村、ドゥデクナに行くので、ここでシャワーを浴びておかなければ当分機会がないのだ
この日もこれからデイブの家に招待されており、その前にサヌに会って明日の出発やら何やらの打ち合わせをし、それから再びマチンドラに行って祭りを見学、そしてまたギリンチェへ・・
ゲストハウスに戻るのは夜の締め出し時間になるに決まっている
午後1時から夕方まで断水、そして夜はお湯が出ないから時間を工夫してシャワーを浴びるしかないのだ
それにしても何なんだ・・ この忙しさは
朝のマチンドラ編
魔女と一緒にバジャンを聴く《バブー》
親友のムナ(左)が妹と一緒にやって来た
ムナと妹は父親を亡くし、母親が遠くに働きに出ているので叔母の家で家事を手伝いながら暮らさせてもらっている
この日はこの妹が絵を描いたのと、自分が大切にしているお人形を魔女にくれた
ママの店でムナたちと喋っていると・・
足元に寝そべっていた《バブー》が何かに気づいた
この後《バブー》は飛び起き
入口にいたボス見習いのカロと共に店先の米袋の裏側に顔を突っ込む
あっちこっちに顔を突っ込んでいた2匹だか
役割分担を考えたようで
彼らの挟み撃ち作戦が功を制し、米袋の裏の筵の下から一匹の大きめの鼠を咥えだした
牙をむいて抵抗する鼠を上手に捕まえ、多少ぐったりしたところでボス見習いのカロと交代
あとを任された《カロ》は鼠を振り回し、打撃を与える
最後の点検をする《バブー》
これは食事などの世話をしてくれるママたちに対する《バブー》の恩返しだ
犬は実に義理堅い生きもので・・
人気のない夜中に店で穀物を食い荒らしていた鼠は
こうして《バブー》たちによって成敗された
デイブ宅編
魔女のことが大好きな巨大犬《アムディー》
私が部屋にはいってしまうとキュ~ン、キュ~ンと鳴き続ける
この服は我が生徒そうたつくん兄弟が入学式で着たもの
スドリッド、とってもよく似合うよ
台所では、なぜかラクちゃんが食事の支度
ギタはどこ行った!! ギタ=デイブの妻
どうしてラクちゃんがついて来たのかというと
デイブの 「泊まっていってくれ」 または 「引き止め作戦」 を阻止するため
ラクちゃんは私が忙しいのを承知して、夕刻には私たちを連れ連れ帰るためにわざわざ同行してくれたのだ
本日はヒンドゥーの戒律で肉を食せない日だと?!
もう帰るぞ!!
マチンドラ祭り編まで書けなかった
続くわ・・