さて、今日からまた少しの間ねこ日記ね
先週金曜は《凛》の、そして翌日の土曜は《ユリぼうず》のお誕生日だった
魔女家の猫たちの殆どは生まれた日や場所もわからないため
お誕生日は彼らが魔女家に来た日になっている
《凛》 4才のお誕生日
川で流されているところを保護された《凛》
魔女家に来た日の画像
こんなに小さかった
疲れて寝ちゃった・・
すぐに《ユリぼうず》をお母ちゃんと慕う
《ジンジン》が優しく話しかけてくれた
その後の画像
《ジョン ブリアン》に遊んでもらっているところ
みんなと一緒にお食事しているところ
《ユリぼうず》 11才のお誕生日
道の真ん中で動けなくなっていた小さな子猫、《ユリぼうず》
ユリぼうず 「あれ? 僕がここに来たときの写真は?」
魔女 「ない!」
ユリぼうず 「どうして!」
魔女 「悲惨だったから」
ユリぼうず 「・・」
その後の《ユリぼうず》は・・
やはり悲惨だった
まじょ・・ おなかが いたい・・
いたい いたい
まじょ・・ おなかが いたい・・
くっ・・ くるしい・・ いたいー
こうして《ユリぼうず》は1才になる前に重度の膀胱結石で開腹手術をしなければならなかった
手術後も結石は出来続け、尿道から管を入れて膀胱を洗浄するという、痛くて辛い思いを何度もしてきた
しかしこれにより、都合が悪いと結石のふりをして痛がって泣く、という小賢しい技を身に付けた
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
ユリぼうず 「ねえ、《凛》、今日と明日は僕と君のお誕生日らしいよ・・」
凛 「まさかそこに置いてある使い古しのネズミのおもちゃがプレゼントってわけじゃないよねぇ」
ユリぼうず 「ちゃんとプレゼント決めたほうがいいよ」
凛 「そうだね・・ やっぱ高級ご飯かなぁ それで《ユリぼうず》は決めたの?」
ユリぼうず 「僕は高級ご飯なんかには執着がないからね、 それでプレゼントは 『一日中抱っこ』 にしたのね」 (結石予防の療法食しか食べさせてもらえない男の強がり)
凛 「わあ! そういうのもいいね!」
ユリぼうず 「でしょー!」
凛 「よし! 私は 『一日中水遊び』 にする!」
ふたりとも やめておくれよ・・
《凛》、4才のお誕生日おめでとう! これから記念写真を撮ります
凛 「また写真・・」
魔女 「はい! 堂々として!」
こうですか?
魔女 「もうちょっと胸を張ってみようか」
こうですか!
張り過ぎだ・・
翌日
魔女 「ユリぼうず、記念撮影!」
ユリぼうず 「自分が気に入った場所でいい?」
魔女 「いいよ!」
じゃあここで!
膝の上か・・
このまま一日中ここに居座り続けるつもりなんだ