昨夜の野良猫軍団 Ⅰ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


昨夜、野良猫軍団を訊ねた


このところ忙しくて日にちを空けてしまったのでちょっと心配しながら夜道を足早に歩く

私が忙しい時の彼らの監視役はちゃんと決めてはあるが、やはり実際に顔を見ないと安心できない


小さな丘を越えた向こう側


道を渡ると住宅部中央の縄張り

《こだくさん》や《ふぁふぁちゃん》たちの姿が見えないなぁ

もう寝ちゃったのかな



そのまま足を進めて森の入口まで行くと、果樹園部の縄張りに着く


先ずは冬とは見違えるようにほっそりとした《ランボー》と《黒丸》がお出迎え

そして次に《ゆきちゃん》やら誰やら彼やら・・ 暗くてよく見えない


みんなで楽しく夜を過ごし、みんなに散々引き止められ

結局昨夜の帰宅は午前1時だった



このところご無沙汰していた野良猫軍団の様子を、本日から数回に分けてお伝え致します


取り敢えず今日は、昨夜の主な登場猫のご紹介です




                   《ランボー》 (乱暴者)

    
まじょねこ日記-Rambo

                     


                  《黒丸》 (大人しい子)


まじょねこ日記-Kuromaru



                 《こだくさん》 (ふぁふぁ姉妹やインドラの母)


まじょねこ日記-Kodakusan



              《みけかあさん》 (虎丸を懸命に育てた母親)


        まじょねこ日記-Mike



                    《虎丸》 (ちょっと臆病な子)


まじょねこ日記-Toramaru


                  《オダギリくん》  (髪型が独特) 


        まじょねこ日記-Odagiri




                 《ミズニー》  (水玉にそっくり)


まじょねこ日記-Mizuny



                  《サンボ》  (魔女とは一番の仲良し)


       まじょねこ日記-Sambo




               『Three Bosses』



                      《片目のボス》


まじょねこ日記-Katame Boss



                     《森のボス》


まじょねこ日記-Foresuto Boss



                     《大ボス》  (今は病気・・)


まじょねこ日記-Big boss




昨夜は《すがりつき君》、《オッドアイタ君》兄弟の姿がなかった

帰るまで彼らに会うことが出来なかった


雄だからこの時期、他所の縄張りに出向いているのかも知れない



昨春、この兄弟が開いてくれたビックリパーティーのことを思い出す

あの頃までこの森は最高だった


その後の話を書かなければいけないと何度も思いながら・・

書けないで今日まできた



昨春、そして夏

例年と同じに雌たちは子供を宿した


私が森へ行き、母親が私の元へやって来ると

森のそこかしこから親を呼ぶ子猫の鳴き声が聞こえていた


そんな時母親は、自分の頭を少し頭を撫でて貰うだけで急いで子供たちの元に帰っていった


可愛らしい子猫の鳴き声は、いつも私を笑顔にさせた


しかし・・

6月になって、7月になって、そうして夏になっても

成長した子猫の姿を見ることはなかった


1匹たりともなかった・・


そこにあるのは、その前夏まで自分の子供を連れてきて紹介してくれていた母親たちの

ぼんやりと草の上に佇む姿だけだ


この森にはカラスが多い

それはこれまでも同じで


昨年に限ってひとりの子猫も育たなかったのは・・

他の外敵がここに住み着いたからだ


ハクビシンだと思う


一度だけ夜の森の中で猫より大きな動物が猫を襲おうとして騒然となった場面に駆けつけたことがある


暗がりの中、それがハクビシンだったかは定かではないが

逃げていったのは確かに猫以外の猫より大きな動物だった


傷ついた猫も多くなったように思う

傷の手当をしながら、彼らの行く末を案じている


それがみんな人間の仕業だと思うと、怒りで体が震えてくる


森の野良猫軍団はこれからどうなるのだろう・・

1年前からずっと、胸苦しい日々が続いている



明日は愛くるしい野良猫軍団の昨夜の様子をお伝えしますね