ネパール日記 ~ さよならハッティバンリゾート ~ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください


《ジョン ブリアン》見てごらん

広い庭に《ジョン ブリアン》の好きなお花がたくさん咲いてるよ


ハッティバンはどうでしたか?

静かな森の中で気に入ったでしょう




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                   虫さんも元気でね



あら、お花や虫を見ていてお会計を忘れてたわ


ドルバ、おいくらかしら~



ドルバが請求書を持って来る



・・あれ?


ちょっと待って


お、お金が足りないっぽいわ


どして?


絶対足りないわ!



・・たかだかひとり数千ルピー(数千円)も持ってない私たち


これは家族ちぃたちも被害者

だって魔女は家族ちぃに、ハッティバンの宿泊費はいくらくらいかしら

と前もって聞かれていたもの


それで用意して行って足りない、ということは取りも直さず魔女のせい? (疑問符つけんな!)



魔女、突然焦り出してございます


魔女も家族ちぃも財布の中身をぶちまけます

5ルピー(¥5)札まで引っかき集め・・



ダメだ!!  やっぱ足りないわ



私がいつも通りにボケていたのが敗因でございます


日本円はダメだし、ドルはないし

しゃあないからカードで払うわ、と言ったのに

面倒だからと言われ・・



カードが面倒ならいったいどうすればいいのよ!(お? 居直りましたね)



・・ 結局、ドルバに金を借りました



すまねぇなぁ   今度返すわ~




野の花たちに別れを言ってる場合じゃございませんでしたね



時間になっても迎えを頼んでおいたタクシーがやって参らぬ



タクシーはまだかっ! (金もないのによく言うよ・・)



ドルバがドライバーに電話をしたなら

タクシーは途中で故障したもよう (おんぼろだったもんな・・)


その後電話は通じず


仕方がないのでドルバが地元ファルピンのタクシーを呼んでくれまして・・


何から何までお世話になって、申し訳ないのぅ ドルバ君よ (何様のつもりだ・・)



さあ、タクシーがやって参りました


それではまたね

借金大魔王のご帰還でございます



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                       さよならハッティバン



タクシーはガタゴトと九十九折の道を下ります


・・タクシー代がございません



途中キルティプルでこのようなものを見かけました



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      救急車の事故   青っぽい服は軍隊ではなく警官たちでございます




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                   どんな運転してんだか・・



タクシーの運転手さんがつぶやきます

インドからのネパールの医者を迎えにやって来たか、インドに連れて行った帰りだろう、と


ネパールはインドに比べて優秀な医師がおり

いつもインドの要人や大金持ちが病気になるとこうしてネパールの医者を呼び寄せるそうな


この際、名医としてマヘッシュ カクレル教授の名も出ました

私の足を手術してくれたあの優しいお医者様でございます


カクレル教授は心臓バイパス手術の第一人者

あの時はそうとは知らず、ただ優しいおじさんと思って接しておりました


私の日々の治療のために大学から、自宅から、休みの日も病院に通ってくださり

そうして帰国直前まで治療してくださった


別れの日、自分が手術、治療してきた私のカルテのすべてを私に持たせ

今後の日本での治療を詳しく手ほどきしてくれました



「あなたにとって長く辛い旅になるでしょう、しかしあなたは誰よりも強かった、仏様がきっと無事を守ってくださるからね、そして私もまたあなたの無事を祈っていますよ」



と言い、強く抱きしめてくれました



あの時の大きな傷跡は、良い思い出として今も私の体の一部です


帰国後は《ジョン ブリアン》の献身的な介護を受け・・

今では傷跡はあるものの、驚く程奇麗に回復しております




話が逸れてしまいました


タクシーがカトマンズのホテル近くまで行った時

私は両替所の近くで運転手さんに事情を説明してタクシーを停めてもらい、両替をして運賃を支払いました




早いもので、明日の夜はカトマンズを去ります



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こちら、体調不良の家族ちぃに勧めた タントゥック (チベット風ほうとうといった感じ) 

 

                            ラクスマンとデイブの店、ギリンチェにて