魔女家のお正月 ~ 厄日 ~ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

魔女


正月2日は身内が集まった



        まじょねこ日記-Kids
            インドラ 「きょう おちゃくさん くるだって」


           ひな 「ふ~ん・・ おみゃーげも くるかなぁ」




昼過ぎに概ね集まり、即飲みに走る連中


まぁ、飲むは食うわ・・

軍団も呆れ顔


途中、結婚して引っ越した元生徒が、足を負傷して松葉杖を付いた夫と共に乱入

この夫が2階への階段を貞子のように這い登る姿はかなりキショかったものの

とても良い笑顔の大の猫好きな旦那さんで気に入った


最後に駅伝を観ていて出遅れた家族ちぃ夫婦が到着

駅伝だったら魔女家から実物を観に行けばいいのに (中継所が近い)


そうして次々と開けられる缶ビール

転がるワインボトル


結局・・



        まじょねこ日記
                       酔いつぶれ・・





        まじょねこ日記-Jinjin
              一方《ジンジン》は何をしているのかというと




        まじょねこ日記-Jinjin
       酒飲めない組の魔女家女子軍団の話にちゃっかり仲間入りしている




他の軍団はそれぞれの客人のコートの上でご満悦




        まじょねこ日記-Leopon
            これもちゃっかり家族ちぃのコートに包まる《レオポン》


            レオポン 「あ・・ みちゅかっちゃった」





まじょねこ日記-Leopon&Hina
      遂にコートの専有権を巡って熾烈な争いが勃発  《ひな》と《レオポン》





まじょねこ日記-Leopon
          争いに負けた《レオポン》、今度はニット帽を占拠



その後、家族ちぃの夫のバッグを発見

終始そこに居座る





まじょねこ日記-Liger
   家族ちぃが持って来てくれたネパールに持って行く衣類の上には《ライガー》が・・



他の猫たちもそれぞれちゃっかり客人のコートに乗っかって熟睡



そんな中・・

ただひとり、かれこれ8時間もコタツから出られない猫が


それは言わずと知れた・・ 《ボンネット》


いきなり客が来たものだから、コタツから脱出する機会を失い

突っ込まれる見知らぬ足にひたすら怯え


他の猫たちがコタツで寛ぐ中、ただオロオロとするばかりの7時間が過ぎようとしていた




まじょねこ日記-Bonnet
         ボンネット (ど・・ どうしよう どうしよう)


         ユリぼうず 「まあ、ここはひとつ落ち着きなさいよ」


         そんなの聞いていないボンネット  (どうしよう・・ どうしよう・・)




軍団の夕食の時間になり、みんなが食事をしていても、《ボンネット》だけはコタツから出てこない


結石症の体質だから心配で、無理やりコタツから出し、水を飲ませよう、トイレをさせようとするも

異常に嫌がってコタツに激突するようにして、またそこに潜り込む


それはまるで大切な殻を失くしてバグったヤドカリのようで

自分の姿を人に見られるのが耐えられないようだ



仕方がないからコタツに食事を入れるが・・ 緊張して食べられない


トイレまでコタツに突っ込んだが、逆に突っ込まれたトイレに怯えて端っこで震えてる


そして午後10時過ぎ

延べ10時間に渡る宴会終了



魔女 「《ボンネット》、もう大丈夫だから出ておいで」


ボンネット 「嘘だ・・」


魔女 「嘘じゃないよ、ほら、コタツから人間の足がなくなったでしょ」


ボンネット 「・・」



信じてくれないからコタツ布団を全部めくる


《ボンネット》、下半身を落とし、尻尾を落とし、首だけを持ち上げ、目を見開いて周囲を見渡す

それから恐る恐る出て来て、その格好のままダイニングテーブルの下を点検(そんなところに人間が潜んでいると思うのか?)

台所も点検

10分かけて部屋中をくまなく点検 



ボンネット 「魔女! テリャスのドア開けて!!」


魔女 「どうして? 外は寒いよ・・」


ボンネット 「いいから!!」



《ボンネット》、テラスに飛び出し

狂喜乱舞、終いにはジッタンバッタンを繰り返す


15分ほどそうしてから、部屋に戻ったと思ったら



いきなり《バニャ1号》を殴り  (なんで?)



トイレで大量のおしっこをし、水を飲み、ガツガツとご飯を食べ・・


またしても部屋の中でひとり乱舞



《ボンネット》・・ 通称《カド暮らしのボンネッティー》 (コタツがない時期はテラスの端角で生息しているから)



どうにかならんのか、この臆病な猫