昨日の朝の風景
※ どれもこれも電線が邪魔すぎる
早朝、燃えるような光りで、普段は目覚めない時間に目を覚ました
テラスに出ると、東の空が燃えていた
美しく燃えていた
前日の夕方大挙してここにやって来たネバーランドの軍団
夜を徹して騒いでいた
虹色の象が部屋を泳ぎ、《もりやさん》も《初代もっくん》も・・
窓辺には《伐》と《ジョン ブリアン》が語らい
テラスの隅では大の仲良しの《インジゴ》と《ジンジン》が仲良く眠って
白い犬になった《今日ちゃん》は、《ぼうずちゃん》と遊んでいる
テーブルに乗っかってそれを不思議そうに見上げる《インドラ》
そんなみんながやっと静かになった頃のことだ
朝焼けを見詰め、自分の心を見詰め
ふと後ろを振り返ると
東の空に虹が現れた
それは大きなアーチを創り始め、先端を長く伸ばしていった
魔女は自然が創り出す風景を凝視していた
するとその虹の隣にもうひとつの虹が現れた
配色がシンメトリーのもうひとつの虹
後ろから赤い光りが私の背を押し、あたりは金色に包まれた
昨夜も咲いた《今日ちゃん》の花が、朝を迎えて命を終わろうとしている
自然の中で潔く生きる姿
それを見た気がした昨日の朝のこと
《今日ちゃん》が大好きだった月下美人は、その香りに乗せて《今日ちゃん》を送ってくれた
今日は《インジゴ》の命日
辛かった4年前の・・ あの日の心がまざまざと蘇る
※ 過去記事を読んでくださる方へ
記事が表示されるまで時間が掛かってしまい、誠に申し訳ございません