毎日が忙しい
どんと増えた魔女猫群団
中でもややこしい《バニャ2号》
いまだに水が飲めない《インドラ》
大腿骨骨折の《ひな》
魔女の左手薬指の怪我はいまだ完治せず、水に濡らせない
そしてこちらも怪我だらけの野良猫軍団
今日は久し振りにそんな野良猫軍団の様子を
夏休みに入ってからというもの
いつもの時間に公園へ行くとあちこちに人がいる
それは若い子たちで
大声で喋ったりふざけたりしているから、野良猫軍団がなかなか姿を現さない
集まっても決まったメンバーばかりなので
深夜に行くことにした
午前0時・・
出迎えが来ないと思ったら、こんな時間でも公園に若者の姿が
やはり大声で喋ったり笑ったりしている
彼らは1時になっても、2時になっても帰らなかった
だから写真もなかなか撮れない
私は人目につかないところに野良猫軍団を集め
ささやかに遊ぶ
こんな夏の夜は、公園で思いっきりみんなと遊ばせたいのに・・
昨日の深夜もそうで
私は果樹園の奥に向かった
人目につかない場所はそこしかなかった
どこからともなくみんなが集まって来て
口々に色んなことを言う
虎丸 「まったく にんげって、どうして こんなに ごみを ちらかすんだろう!」
三毛母さん 「それより まじょ また めが へん なってきた」
黒丸 「ぼくは だいぶ よくなったよ ほら」 (これでも良くなったんです)
しっかりした母親の顔になった可愛い女の子 「みて! わたちも また め へん」
ちずのすけ 「ぼく しょくよく ない・・」 魔女 「ずいぶん痩せちゃったじゃない!」
ボス 「しょくよく ないくらい なんだよ おれなんて ずたぼろだよ・・」
魔女 「やだ、3本足で歩いてきたの?! これは捻挫よ」
ゆきちゃん 「まじょお~ あし いたい!」 魔女 「どれ、見せてごらん」
魔女 「やだ大変! すごい怪我してるじゃない、すぐにお薬塗ってあげるからね!」
魔女 「そんなのたいしたことありません」
次から次へと色んなことを訴えに来る猫たちを、魔女の隣で眺める《サンボ》
目の悪い子には目薬を
怪我をした子には消毒と抗生物質の軟膏を
森は蚊が多い
これから目薬と軟膏は欠かせない
みんな頑張るんだ!
明日からネパール日記
いよいよ終盤です