一難去って大災難 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

魔女


早朝、仔猫の鳴き声で目が覚めた


一度眠りにつくと、地震が起こってもわからない

そんな私でも非常時の猫の鳴き声には瞬時で目覚ます


私の寝室は1階にあり、猫たちは2階のリビングにいる


鳴き声が近いことに違和感を覚え、ベッドから出て鳴き声の近い方の窓を開ける

斜め右下の草むらの中から白いものが振り返った


《ひな》だ・・


テラスから落ちた


玄関を出て左手に回り込み、草の中にうずくまる《ひな》を抱えた


そしてそのまま2階の母親たちの所に連れて行った

その時《ひな》はいつものようにバニャ1号に駆け寄り、そのお腹に顔を埋めた


《バニャ姉妹》も相当心配していて、ふたりで《ひな》の顔や体を舐め続けていた


それから私はまた寝た

家族ちぃからのメールで目を覚ますと10時を過ぎていた


今日は家族ちぃが遊びに来る日で、駅まで迎えに行くことになっていた

慌てて猫たちの世話を済ませ、家を飛び出して家族ちぃを車に乗せ、ランチをして家に戻った


そして気付いた

母親を追う《ひな》の左足がおかしい

ぶらぶらの足を引きずっている 


これまで何匹かの猫が、子供時代にテラスから落っこちたがなんともなかった

《ひな》も母親に駆け寄った時は両足を付いていた


しかし、体を持ち上げると左足だけぶらんと下がっている


《ひな》をバスケットに入れ、家族ちぃがそれを膝に置き

すぐに病院に向かった


途中車のスピードが上がると鳴き出し、動き出す《ひな》を

家族ちぃが腕の中に抱えて寝かしつけてくれた



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            病院に向かう車の中で、家族ちぃに抱かれる《ひな》



大腿骨骨折

触診ですぐにわかった


まだ小さいし、成長期だからこのまま1ヶ月半安静


2匹の親に3匹の兄弟分

じっとしていさせるのはかなりむつかしい


これからどう安静にさせるか、思案中だ



        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



夕べ、《インドラ》と楽しげに遊ぶ3匹の仔猫の姿があった

《ライガー》のお腹の調子も良くなり、みんなが絶好調だった


《バニャ2号》が、うんごろうんごろと喉を鳴らして、「こっちに来なさい」 と子供たちを促すも

子供たちは全く言うことを聞かず、《インドラ》を含めた4匹で楽しそうに遊び続けていた



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         夕べから子供たちはずっとこんな感じで遊んでいた



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               《ひな》の尻尾で遊ぶ《インドラ》



特に《ひな》は最初と違って《インドラ》ととても気が合ってしまい

それは多分遊びの中での力加減がお互いに丁度良かったからだろう



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            トイレのカバーの中で遊ぶ《ひな》と《インドラ》



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           せっかく仲良しになったのに・・



4匹が楽しそうに走り回る様子に安堵したばかりだというのに・・

《ひな》がこんなことになってしまった


《ひな》はもう当分の間遊べない

かわいそうだがこの子の先々を考えて、暫くの間部屋から移動させようと思う