帰国来た日は雨
その後、雨の合間を縫って早速野良猫軍団に会いに行った
もう4月も下旬だが、暫く留守にしていた私にはこの時冬物しかなかったし、薄ら寒かったので真冬みたいなへんてこな格好で出かけた
ちびっ子たちは私を忘れちゃってるかな・・
そんな不安を覚えながら果樹園に足を踏み入れる
一番に走って来てくれたのは《すがりつき君》と《オッドアイタ君》の兄弟
その後に《三毛母さん》、《虎丸》、《黒丸》、そして何匹もの猫が走って来た
みんなでお出迎え・・ ほんとうに嬉しかった
ぞろぞろといつもの場所に向かう
そこでみんなを撫で回していたら・・
あら・・ いつの間にか《つんでれ君》が
たえ姫 「まじょ おかえりなちゃい・・」 魔女 「忘れないでくれてありがとうね」
知らない猫 (だれだおまえ・・ なんだ このありさまは・・)
いつも足を痛めていた《きよわ君》 この日はちゃんと4本足でついてきましたよ
他にもいっぱいいたけれど、全員は載せきれないからごめんね
どこからか小さく仔猫の声が聞こえた
《三毛母さん》が走って森の中に消えて行く
私のいない間に、野良猫軍団の間にはいくつかの変化があったようです
明日は、そんな野良猫軍団の中で
小さな命の誕生のお話を・・