キンメルガルナとはネパール語で 『お買い物』、という意味
私たちは《バブー》を伴って、インドラチョークに買い物に出かけた
今回は《バブー》と街に繰り出す機会が多く
彼はとってもご機嫌だ
さて、ショールの次はクルタの店に
クルタを頼んだ人のサイズが分からないので、レディーメイドのクルタを探す
何軒かクルタ屋を巡ったがなかなか思ったものがなかったり高かったり・・
そして最後に寄ったのがこちらの店
※ クルタやサリーを売る店は店内のぐるりが商品の棚になっていて、床に薄手の布団が敷いてある
客は靴を脱いでそこに上がりこみ、出された衣装を体に当てたりして品定めする
そのわりに鏡が少ないのは何故? と、いつも思うのだが・・
さて、店の主人に 「色はブルーでサイズはL、シンプルなデザインのクルタを見せて」 と言いながら店内に上がり込む
きちんと座って、ママと一緒に店の入り口でお行儀良く待つ《バブー》
(家族①撮影)
主人はブルーでないのや、シンプルでないのまで取り出して次々に目の前に広げだ出す
だから私は 「だからブルーだってば! こんなゴテゴテしてのじゃなくて!」 と何度も言わなければならない
そうこうしていて
クルタを選ぶのに夢中なさ中
何だか右腿が温かいような・・
うう・・
思わず店の人を上目遣いで見る
店の人、驚いたような、困ったような顔をしてるよ・・
き、気付かないふりしよう・・
そんな私の気持ちとは裏腹に
こちらの御仁は堂々の顔で・・
いつだって あけっぱなしなんだ だから ぼくが こうして みはってなきゃいけないの
買い物もやっと終わり・・
一旦マチンドラに戻ってから、いつも通り後を追って来る《バブー》をみんなに羽交い絞めにしていてもらい、急いでタメルに戻る
今夜はラクスマンとデイブに韓国料理店に招待されている
ゲストハウスに荷物を置いて、また直ぐに街へと飛び出す
つづく