魔女
詣でに行って来ました
『恐』の御籤が出るやも知れぬ寺に
そこは竜口寺といいます
正面を見上げれば左右に狛犬、中心に朱雀、最上部には龍の彫り物
今回は『恐』を引いてみたい! とうるさく言う家族②と出向きました
本殿内はご本尊がおわす左右は履物を脱いで上がる事が出来る
魔女 「上がってみたら?」
家族② 「この靴、脱ぐのにも履くのにもかなりの時間がかかるのね・・」
魔女 「欲しくて欲しくてやっと買った靴がそれか・・」
家族② 「魔女が上がってみなよ」
魔女 「左右の靴下が違うから止めとく」 (ブーツです)
家族② 「ちょっとくらい違ってもわかんないよ」
魔女 「片っぽがピンクで、もう一方が白黒ストライプ・・」
家族② 「・・やめときな」
そんなこんなでいよいよ目的の御籤をば
かしゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃ!!
いつまで振ってる!
早く御籤棒を出せや!!
やっと出した御籤は・・ 『凶課斗北』 『恐』じゃない・・
次、魔女ね
かしゃ・・ 出した・・
『吉課泰通』 『恐』じゃない・・
御籤に書かれた文字を読み上げていた魔女は
家族②によって恐ろしい間違いを指摘される
家族② 「ねえ、それ右から読むんだよ」
魔女 「え・・ 右から読むの?!」
家族② 「だってそれだと 番号が『番○○』ってなっちゃうもん・・」
魔女 「・・」
知らなかった
右から読む読み方があるなんて知らなかった
じゃあ前にこのブログに書いた説明、間違ってるじゃん!
ごめんなさい!! 魔女はバカだった
『吉課泰通』 じゃなくて 『通泰課吉』 って読むのでした
さて、自分の御籤を読んでいた家族②の顔色が変わった
魔女 「あれ・・なんだかアバターみたいな顔色になってるけど、どうした?」
家族② 「これ・・ 持って帰れないよ」
魔女 「『凶』だから?」
家族② 「とにかくここに結んで帰る・・」
魔女 「そんな もったいない・・ どれ、見せてみなさい」
げっ! これは持ち帰れないわ・・
それにはこのようなことが書かれていた
「昼夜を問わず災いがきて財産を奪われ、親とも別れなければならなくなる。 過ち、しくじり重なる。 何人にもこれを救うことは出来ない。 身を慎め。」
これ・・ 『恐』より凄くないですか
救えないんですよ
これは大大凶ですな
一方、私ですが かいつまんで言うと
「陰陽和合し、何事も成就する。 石を拾えば変じて金となるが如く何事も思いのままになる。悦びも他に比べようもないほどである。」
おお! これは 大大吉ですな
一生懸命に御籤を結ぶ姿が痛々しいほどのアバター家族②であった
我が家は各自独立制なので、他がどんな目に遭おうと知ったこっちゃありませんけど
さあて! ここまで来たら海沿いをひと走っりするか
つづく