まじょねこ日記番外編 ~ お留守番軍団 最終回 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

10月30日(日)


今日はお昼過ぎから雨が降ってきた。

夕方からは冷たい雨がシトシト降っている。

野良ちゃんたち、寒くないかな・・


車から降りてすぐ、《水玉》、《パパ・ジョン》、《涼子ちゃん》を呼ぶ。

物置から鳴き声。 のぞいたら《ユリぼうず》がいた。


家の中に入ったら今日は賑やかに鳴いている。

部屋のドアを開けたら、《ジンジン》、《ジョン ブリアン》、《凜ちゃん》が寄って来てスリスリしてくれた。

一匹ずつ抱いて撫でながら、2週間我慢したことを誉め、明日まじょが帰って来ることを話した。

3匹ともゴロゴロ言っていた。


《パパ・ジョン》と《涼子ちゃん》のごはんを先に作り、玄関に持っていったら《ユリぼうず》も一緒に待っていた。

《涼子ちゃん》と《パパ・ジョン》にも、明日まじょが帰ることを話した。


《涼子ちゃん》は何も気にせずパクパク食べていたが

《パパ・ジョン》はカリカリを一粒口から落とし、泣きだした。

そんな《パパ・ジョン》は、《涼子ちゃん》に睨まれ、また食べ始めた。

面白かった。


《ユリぼうず》を抱っこして2Fに上がる途中、まじょが帰って来ることを話した。

とってもゴロゴロ言っていた。


みんなのごはんを分けている時、初めて《ボンネット》がスリスリしてくれた。

やっと慣れてくれたのに、今日が最後・・ 残念


《ボンネット》もみんなと一緒にごはんを食べた。

《バブー》と《アゾ》を呼んだら、《バブー》が入って来て食事に参加。

みんなと一緒に食べたの初めて。


食後、トイレの掃除をしていたら、みんなに囲まれた。

ベランダを見たら、《アゾ》が見ていた。

今日は《水玉》以外、全員の安否確認ができたビックリマーク


帰ろうとしたら、《ジンジン》、《ジョン ブリアン》、《アゾ》、《バブー》、《ボンネット》 がテーブルの下にギューギューに座り、見ていたので



「2週間お世話をしました」 


と挨拶をして、《凜ちゃん》、《ユリぼうず》にもそう挨拶をした。 2匹ともゴロゴロ言ってくれた。


みんな、私が見る範囲ではひどいいたずらもなく、がんばっていたので沢山誉めてあげてください。



『まじょねこ日記番外編』  おわり



ららママさん、ほんとうにありがとうございました

心からお礼を申し上げます


                             魔女&まじょねこ軍団一同



              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



             《オッドアイタ君》の抵抗



昨日、帰国直後の野良猫軍団の顔を載せたが

今日はその日の《オッドアイタ君》の様子を・・


数時間一緒に遊んで、時はもう深夜

こんな時間に誰かが魔女に出会ったら、その人は死ぬほど驚くことになる

そろそろ退散しなければ・・


「みんなありがとう、今日は楽しかったよ、また来るからね」


と言って、みんなと一緒にまったりしていた大きな椅子から立ち上がりかける


みんなも起き上がって椅子から飛び降り、送ってくれる体制に入る


すると・・


       
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              いきなり膝にすがりつく《オッドアイタ君》 



「ごめん、行かなくちゃ、また来るからね・・」 と言って立ち上がり、歩き出す




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                     通せんぼをする




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     《オッドアイタ君》を避け、回り込んで歩き出しとまたすぐに通せんぼをする




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       また避けて歩き出そうとすると、いきなり足の指に噛み付く



     
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  魔女、思わず指を持ち上げる (昨年のネパールでの傷痕が残る魔女の右足ですが・・)




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   「《オッドアイタ君》、やめてよ」 と彼を足からはなそうとすると今度は指を嚙む




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            指を咥えて公園の方に連れ戻そうとする




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   それでもダメだと知ると、ひっくり返り、腕にしがみつき・・ 放してくれない



わがままな子になったものだ・・


結局、これまでの境界線を越え、《オッドアイタ君》は《すがりつき君》と一緒に空地部の入り口まで一緒に来た


そこには既に空地部の子が待っており・・



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           キリット君 「ここからは僕が送るから!」



すがりつき君(右端) 「よろしく頼むね・・」


オッドアイタ君 「・・」


魔女 「《オッドアイタ君》、そんな顔しないの・・ またじきに来るから、寒くなるから風邪ひかないでね」 




野良猫たちだって

こんなに可愛いのです


一生懸命生きていて、人を恋しがって

こんな彼らのいったいどこが邪魔なんですか


人間の生活に不都合だからといって動物を殺処分したり

人間の代わりに好都合だからといって動物を実験台にするなどは

人々が非難するアウシュビッツとなんら変わらない


自分がそうされたら、どんな気持ちになるのか

そんな分かりきった思いやりも持てない人たちがいる


自然を壊し、人間にとっての便利さだけを追い求める

そういった人間という生き物の傲慢さが

自然から大きな仕返しを受ける日が必ずやって来ると思う


その時は

せめて自然と共に生きる罪のないものたちだけは

神様に救ってもらいたい