魔女
頭が痛いです
酒も飲んでないのに
昨日は朝からずっとアトリエで仕事をしていて
連休だったせいか、その最中に元生徒が数名会いに来てくれた
だが仕事が忙しく、アトリエの席も満杯で、まともに相手ができなかったので
その中の一人、《すっかり社会人さん》に
2階でぼんやりしている《居候スレス》の相手をして貰った
やっと仕事が終わって部屋に戻ってみると
《居候スレス》がこれから宴会をするという
この二人、すっかり意気投合してしまったようだ
それで、宴会の前に《すっかり社会人さん》は近所の実家の猫に夕食をやるため一旦戻り
《居候スレス》は旨い日本酒を求め、財布を握り締めて駅前まで出かけてしまった
私はその間軍団にご飯をあげ、ブロクを書いていた
《すっかり社会人さん》が用事を済ませ、ついでに作ったつまみを風呂敷に包んで戻って来た
なかなか戻ってこない《居候スレス》はまだ旨い酒を探し回っているようだ
暫くして《居候スレス》が酒とビールと惣菜を抱えて帰って来た
この日、夕食時までに戻れない家族②は
前日にダルバートを作り、タンドリーチキンの用意もしてくれていたので
これでつまみも十分にあるし、取りだててやることもない魔女はすぐに宴会の仲間に入らされた
酒は飲めないが、頭が十二分に変な魔女は、常日頃からのん兵衛には人気がある
そうこうしているうちに家族②も帰って来て宴もたけなわとなった
そうはいっても酒を飲んでいるのは《居候スレス》と《すっかり社会人さん》の二人だけだんだけどね
そのうち明日25日は魔女と家族②の誕生日だという話しになり
そりゃあ大変だ! (何が大変なんだ・・) と《居候スレス》が言い出して
うちにあるタブラ&バヤン(インド・ネパールの打楽器)を持ち出し、その太鼓を叩いて歌を歌いだした
ネワール族のお祝いの歌
ベントゥナ ドゥ パサ ツァンタ 【 あなたにおめでとう 】 と訳したらいいのかな?
タブラ(左)とバヤン この楽器は世界で最も難しい打楽器といわれる
この後もこのタブラ&バヤンの伴奏で 『Happy Birthday to you』 をみんなで歌ってくれたが・・
なんか、微妙だな・・
だからエスニックなコブシをきかせてそれを歌った
やっぱり微妙だった
それからは魔女と《居候スレス》で、『バジャン音楽』の仏様を讃える歌 『タリマン・タリマン』 や、ネパールの民謡 御馴染みの 『レッサンフィリリ』 などをタブラの伴奏で歌い
ダルバートにタンドリーチキンを食べ
飲めや歌えや!
ここ住宅地の一角だけはすっかりネパールの様相を呈し・・
そんなこんなですっかりハイテンションになった《居候スレス》がカラオケに行きたい!と言い出した
と、いうことで 《すっかり社会人さん》、《居候スレス》、そして魔女とでカラオケに
エゴラッピンや椎名林檎の混ざって、《居候スレス》のよしいくぞう(漢字が分からない)がはじけ飛ぶ部屋で
・・なぜか魔女が踊り狂うという
そんな狂喜乱舞のカラオケ大会は午前様に終了し
おかげで魔女は本日になった瞬間、家族ちぃがわざわざ送ってくれたお祝いのメールに気付かず
そして《すっかり社会人》は見事に実家を締め出された
魔女家のリビングにぶっ倒れて大いびきの《すっかり社会人さん》 あぁ・・女子なのに
先週の代々木公園ネパールフェスタではネパールから持参した大きな太鼓を叩き
ネパールのプロレスラーと食事をし
連日日本の文化人たちと会談もし
わが町もくまなく探検した
そんな《居候スレス》は本日早朝、どこかに旅立ちました
「暫くヨーロッパに行ってくるわ」 って言ってた
来月、魔女がネパールに行くのに合わせてネパールに帰国するようです
猫たちが・・ ちょっと淋しそうだが
魔女は寝不足!
シュレシュさん、毎日お膝をお借りしたお返しに・・
僕、旅のご無事を祈って差し上げる キリッ!
そしてこちら、置き土産・・