魔女
昨日家族ちぃが来たので、野良猫軍団に紹介したく
夕食後に二人で公園に出かけた
空地部の猫たち
雨の間何も食べていなかったようで・・
野良猫軍団
他の猫と比べると、この通りまだまだ小さい それだけ母親が小柄なのだ
実は一昨日の夜公園に行った際
私は《サビ》に子供を紹介されていた
《サビ》に子供がいることは既に知ってはいたが、いつ、何匹産んだのかは分からなかった
その夜、いつものように公園に出かけ、猫たちが集まって来た
みんなと遊んでいる時、遅れて《サビ》が森の奥から姿を現した
《サビ》は私に向かって小さな声で一回鳴いてから後ろを向きなおり
また細く鳴き続けた
すると森の中から、小さな・・小さな仔猫が現れた
《サビ》はその子の側まで歩み寄り
私の近くまで連れて来た
子猫は可愛い声で鳴いて見せた
顔も体も汚れているけど、元気そうだ 《サビ母さん》、子供を見せてくれてありがとうね
子供は1匹しか育たなかったのね・・
《サビ》は母親らしくして、1匹だけ残った仔猫から常に目を離さなかった
仔猫は辺りのなにもかもを物珍しそうに眺めた
この子はずっと森の中に居て、何が怖いのかもわからないようで、何もかもが珍しいようで
ずっ~と私を見続けていた
お母さんが 「帰りますよ」 と何度言っても
動かずにずっと私の顔を眺めていた
そうして昨夜も《サビ母さん》と一緒に姿を見せてくれた
やはり森に住む《おかん》のお子さまもやって来た
初めてこの子と会った時に比べたらだいぶ成長した
昨夜、《おかん》はいなかった
だいぶ大きくなった《おかん》のお子さま
《黒丸》はすっかりなついている
だから鼻にも薬を塗れている
よく見たら耳の爛れもひどかったのでそこにも薬を塗っておいた
《すがりつき君》は相変わらず、すがりついて・・
昨夜、いつものみんなと一緒に
《おかん》のお子さまが見送りに加わってくれた
いつも《おかん》がやっているようにして・・
すごく嬉しかった
魔女猫軍団
家族ちぃがもぐしゃんさんからいただいた高級缶詰及びカリカリを持ってきてくれた
みんな美味しそうに食べていたよ
ありがとうございます
家族ちぃが一生懸命お食事の写真を撮っていたのでそちらはお任せした
人間の夕食の時
《ユリぼうず》が 『鯵の南蛮漬け』 を欲しがった
「これは甘酸っぱいし唐辛子もたくさん入っているからダメです!」 と言うと・・
さすが言い出したら聞かない《ユリぼうず》だよね
どんっ!
禁断のテーブル乗りをして南蛮漬けの前に鎮座し、ガン見し、自分がどれだけそれを食べたいか、ということをアピールし始めた
嫌がる《ユリぼうず》を引きずり降ろし
見せしめのために
「こんな辛くて酸っぱいものが食べられると思っているのか!」
と言って1匹を差し出したところ
実に旨そうに食べた・・
猫の嗜好が良く分からない・・