ノラ猫のために大人になった魔女 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

魔女


先日の猫嫌いのおじさん


そこの近所の暇な知り合いに、車を磨くのが趣味らしいこのオヤジが外で車を磨きだしたら知らせてくれるよう頼んでおいた


そして先ほど、車を磨いているとの連絡が入った
雨上がりに洗車ですか! 


さあて、オヤジに会いに行って来るか

みなさまからのアドバイスを脳みそに、そして応援を胸いっぱいに抱えて

そしてどうしようもなかったらこの道の先輩からのアドバイスを最終手段として行使するもん



魔女 「こんにちは!」


オヤジ 「・・あんた」


魔女 「先日は失礼致しました」

オヤジ 「ああやって猫に餌をやられると困るんだよ!」


魔女 「そぉですよねぇ」  


オヤジ 「え・・?」


魔女 「色々お困りなんですね、猫のことで・・ そんなおじさんの気持ちも知らずに私ったら・・汗」  (こんな私はどこにもいない)


オヤジ 「ああそうだよ、 こっちは迷惑してんだ」


魔女 「誰が捨てたんでしょうね・・」


オヤジ 「え?」


魔女 「ねこ・・」


オヤジ 「捨てたもなにも、ありゃ野良猫じゃねぇか!」


魔女 「いや・・ 最初にね  誰かが無責任な飼い方しちゃって、そんな人間のせいでおじさんにもこうやって迷惑掛けちゃってるんだぁ~ と思って・・」


オヤジ 「とにかく俺は猫が嫌いなんだ、増えたら困るんだよっ」


魔女 「そうですよねぇ 人間も増えちゃうと世の中がひどいことになりますものね」


オヤジ 「人間と猫とは違うだろ!」


魔女 「違やしませんよ!」  (ヤベ・・ 喧嘩腰になっちゃった)


オヤジ 「とにかく俺は猫が嫌いなんだ!」 (猫も私もあんたが嫌いだよ)


魔女 「人間、それぞれに好き嫌いがありますものね、わかります」


オヤジ 「あぁ そうさ」


魔女 「話は違うけど、おじさんって、すごくいい人そうですね」

(あぁ・・ 舌がシビれる)


オヤジ 「え・・?」


魔女 「顔を見れば分かりますよ、そんなことくらい」 (し、舌がっ・・!)


オヤジ 「そうでもねえよ・・」


魔女 「猫があんまり痩せてたものだから、つい可哀そうになっちゃって・・ あの時はごめんなさい」   (神様お許しを 私はうそつき)


オヤジ 「・・」


魔女 「私、おじさんにあんなこと言って、反省しています」 (そして二枚舌)  


オヤジ 「・・別に分かってくれりゃいいけどよ」


魔女 「だけど、このご時勢・・ 人間も動物も生きていくのは大変ですよね」 

(ここは敢えて人間を先に言っとく)


オヤジ 「・・」


魔女 「私もね・・ 実はいろいろ大変で・・汗」  (野良猫の餌やりで) 


オヤジ 「そうなのか?」  (あれ? 人間には同情するんだ・・)


魔女 「でも頑張らなくちゃ・・」  (餌やりを)


オヤジ 「どんな事情があるのか知らないが、頑張ったほうがいいよ」


魔女 「はい、ありがとうございます! これからはノラ猫を見守るだけにします、 そうすれば時々はこうして優しいおじさんにもここで会えるだろうし」 

(もう会いたかないけど)


オヤジ 「別にいいけどよ・・」


魔女 「じゃあ、またね!」  (オヤジがいなさそうな時に来るわ)


オヤジ 「餌はもうやるなよ」  


(しつけえよ 誰に向かってものを言っている 私は魔女だよ あなたをゴキブリに変えて猫の慰みものにしてやろうか?)


こうして野良猫の親子が魔女を大人にしてくれましたとさ!  ケエ~~ケケッ ドキドキ


え・・ こんなの大人じゃない、って?

こんな風に上手に世の中を渡っていくのを大人っていうんじゃないのぉ~ はてなマーク 



        

                星空  魔女猫軍団



昨夜の様子


まじょねこ日記-Yuribouzu
いつもは喧嘩ばかりしている《ユリぼうず》と《ジョン ブリアン》もひざ掛けを分け合って・・



     まじょねこ日記-Bonnet
                     
 金環食・・?



まじょねこ日記-Gekkabijin
            
 月下美人の茎をみじん切りにしたもの



咲き終わった花の茎を冷蔵庫に入れておいた

これに出汁なぞを絡めてかき混ぜ、ネバネバにする

すっかり気に入った家族②が連日小出しにして食べている