魔女
先生の説明を聞いているうちにいや~な予感がしてきた
なんたらかんたら・・ 私のことを言っている
結局
私の最も嫌がる展開になってしまうようだ
先生は、まるでがなりたてるように抑揚をつけて喋った
それはマイクの性能がよろしくないのでそんな感じに聞こえたのかも知れない
「ミズ M**** ぁぁぁぁぁあ~」
私は渋々立ち上がった
それは人々の拍手に腕を掴まれて無理やり立ち上がらされた感があった
こうなると先が長いぞ・・
まずこうなる
次から次へと主だった人がこうして魔女の首に花を掛け、おでこにティカをつける
花の飾りの数だけの人がティカをつけた訳で
この時点で何人だぃ?
(ひとりひとり紹介されるのだが、この時点で、もう誰がなにやらわからんくなってる・・)
それより何故魔女の後ろにネパール国旗を持ったタクシーの運転手さんが厳つい感じで立っているのかが、良く分からないんです
てか・・ 私、相当暑いんですが
家族②まで巻き添えを食って同様にされた
家族②は私を睨んだが、私はシカトした
だって、もうどうしようもないじゃん
そして私たちはこのままの格好で再び席に付き
この後更に長い時を過ごさなければならなかった
ガンダルグァ族の人たちの音楽が演奏され
いよいよ本日のアトラクションが始まった
このラムジーさん、7,8年前に発行されたビッグコミックオリジナルの中で 『ネパールに行ってみた』 という漫画の主人公だ
どうやらこの主人公、作者の堀田氏がくれたと思われるびビッグコミックを破いてそれを皿にして食事をしていたようで
これは日本の漫画だよ、とそれを私に見せてくれた
ところどころ破いてあって読みづらいのだが・・
いいのか?
最初の魔女の写真、いつの間にか彼が撮っていた
そして 「是非それをみんなに見てもらって」、とラムジーがいうので載せてみた
さあ、魔女さんもご一緒に、 ・・って
こんな格好で踊るんかい!
暑いだろう!
とか言いながら
・・踊りだす自分がイヤだ
こうしてアトラクションはまだまだ続く・・