重要案件に関する猫会議 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジョン ブリアン


まじょねこ日記-Gundan


朝食後の台所で

早食いの《水玉》がみんなが食事が終わるのを待ちきれないようすで切り出した


水玉 「みんな揃ってるところで会議を始める」


僕 「会議をするの?」


水玉 「今日は重要な案件があるんだ」


アゾ 「・・じょうような あんこ?」


水玉 「はい《アゾ》、 退席ぃ~!!」


バブー 「いいの? 全員そろってなくて・・」


水玉 「あいつは会議延長を狙っている、いや、むしろあいつがいる限り議会は永遠に終了しないか、もしくは何を話し合っていたが終いには分からなくなる!」


ジンジン 「賛成!」


水玉 「では始めます」


僕 「こんなにするほど重要な案件なの?」


水玉 「非常に重要だ、みんなのストレス及び健康に関する問題です」


ユリぼうず 「おぉ!それは重要だねぇ」


僕 「で、なに? 重要案件って」


水玉 「今朝、トイレの入り口の踏み台に 『大きなゆるゆるうんち』 をしたものがいる」



 まじょねこ日記-Toilet
トイレの入り口、砂落としの踏み台の上にそれはど~んとしてあった



水玉 「おかげで魔女が起きて来て掃除をするまでの間、誰もトイレに入れなかった、だろ?」


ボンネット 「そう! あれすごく困った、 僕はあの入院以来何度もトイレに行く癖がついちゃったんだけど、入り口のうんちのせいでトイレに入れなくてまた病気になりそうだった!」


水玉 「だろ?」


ボンネット 「すっごいシュトレスだった」


水玉 「だろ?」


ユリぼうず 「僕もあれには参ったのよね またぼーこーえんになるかと思ったもん」


水玉 「さあ、誰がいけないんだ?」


凛 「まじょ!」


水玉 「おまえ・・ 何言ってんだ・・ だいいち不可能だろう!」


バブー 「《凛》は、魔女が起きて来るのが遅いからいけない、って言ってるんだよ」


水玉 「俺は魔女が遅く起きた、ってことじゃなく、誰があんな迷惑行為をしたか、って聞いてんだよ!」


軍団 「・・」


水玉 「・・言いにくいんだったらいいよ  ただこれからはマナーを守って使え、迷惑だ」


ジンジン 「あの・・」


水玉 「なんだ」


ジンジン 「もし・・ うんちが間に合わなかったら・・」


水玉 「え・・?」


ジンジン 「もしうんちが間に合わなかったら?」


水玉 「・・こらえるんだ」


ジンジン 「・・こらえ切れなかったら?」


水玉 「何が何でもこらえるんだ!」


ジンジン 「・・」


水玉 「おまえか・・」


全員が一斉に《ジンジン》を見た・・


ジンジン 「言い分があります!」


水玉 「言ってみろよ 一応、猫主主義家庭だし」


ジンジン 「トイレ前の床にしなかっただけ偉いと思います!」


軍団 「・・」


結局・・

この会議の案件は解決しなかった



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議案は解決をみないまま、議会終了後、みんなはグダグダと眠り始めた

一番右、今回の張本猫、《ジンジン》の様子がおもしろい


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          軍団側から見るとこんな感じ


魔女家は未解決の案件が山積みだ・・