裏目 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ユリぼうず

少し前のお話だけど

僕が《もりやさんの親戚のヤモリさん》とメダカさんの家のまわりで遊んでいて

途中で喉が渇いた僕はメダカさんのお家の水を飲もうとした


     まじょねこ日記-Yuribouzu 091010
         あれ・・ メダカさんが変だ・・


そしたら・・

プカプカ浮いてるメダカさんがいたんだよ

僕はすぐにその事を魔女にお知らせした


メダカさんはもう半分ニャバーランドに行きかけてるみたいで、目を半開きにし(嘘だあ~)、もう泳げもしなかった

ただ水の上をゆ~らゆ~らと浮いてるだけ


それで魔女がメダカの家をのぞいて

「こりゃ大変だ!」 と言って

そのメダカさんを他の入れ物に移して手厚い看護をしたのね

浮かんじゃったメダカさんはまだお子さんグループだった

そこは大人と小学生以上くらいのメダカさんたちの家で

一緒にいる大人のメダカさんたちに比べると小さかったもの

(生まれて間もない赤ちゃんメダカは別の容器に入っていた)


魔女は毎日水を新鮮なものに取替え

他にも、あ~だぁ~ こ~だぁ~ ど~だぁ~ そ~だぁ~ といっぱい頑張って (魔女が頑張った様子を省くな!)


それから何回かの夜が来た後

(魔女は5日間必死で看病した)

メダカさんは少しづつ泳げるようになり

砕いたご飯も食べられるようになり

魔女も僕も本当に喜びました


今ではすっかり元気になりまして

とっぷりと大きくなりました

そして、毎日、毎日、

この春と夏に生まれた小さな子供たちを・・

ひどくいじめて暮らしています


     まじょねこ日記-Medaka 091010
               《意地悪メダカ》

                       白っぽい粒々は餌