このところの軍団と魔女 Ⅱ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

          『遊ばせ上手』


ジンジン


つまらないと意味もなく、しかもムダに部屋を走り回る《凛》


見かねた《バブー》が大きなおもちゃを引っ張り出してきた

それで《凛》と遊んであげている


まじょねこ日記-Babu-1

  尻尾パタパタ! 手足ニョキニョキ!

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                    「ばあ!」


まじょねこ日記-Babu-4
     「これはな~んだ!」


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              「《りん》はどこかなぁ~」

よかったね

《凛》がうんと楽しそう



            『遊ばせ下手』


ジョン ブリアン


《バブー》が《凛》を遊ばせているのを見て

自分もやってやろうと思ったんだろうね・・


古紙回収日の今日

《水玉》が向かいの空き地から新聞紙をくわえて来た

とても歩きにくそうにして運んで来たんだ


キャッキャ、キャッキャと言って新聞紙と遊んでいる


     まじょねこ日記-Mizutama-1
  わっしゃわっしゃ・がっしゃがっしゃ 「おもしれえ~!」


それから、新聞紙かくれんぼを始めた


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     「おい、そこの子供軍団、かくれんぼするぞ!」


それに驚いた僕ら・・

だっていつもボス顔で色々命令してくるし

第一《水玉》が無邪気に遊ぶ・・ なんて

怖いだけだよ


案の定みんな遠巻きに見ているだけで、誰も一緒に遊ぼうなんて・・しやしない

《水玉》はひどく気を悪くしてしまった


それで《水玉》に憧れている気の弱い《ボンネット》が

気を使ってそっと水玉の隠れている新聞紙に乗っかった


     まじょねこ日記-Mizutama-2
   
「《水玉》さん、自分、あそばせていただきます!」


そして《ボンネット》は・・

「痛えよっ!」 って言われた


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             「痛えよっ!」


《ボンネット》は慌てて新聞紙から飛び離れ


それからは誰も《水玉》のそばには行かない

面白くない《水玉》は、体に新聞紙を乗っけたままふてくされてしまった


まじょねこ日記-Mizutama-5
    「誰も遊ばねえのかよ・・」


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          僕 「《水玉》・・ 怒っちゃった?」

          

           水玉 「うるさい! 放っておいてくれ・・」



              『大好物』


魔女


魔女の誕生日には10数枚のガーナチョコが集まった


そんな中

アトリエの生徒、なっちゃんがくれた魔女の誕生日プレゼントは・・

『果汁グミ グレープ味』 だった


添えられたお手紙には


『魔女へのプレゼント

開けてびっくり、大好きな果汁グミだよ~!』


と書かれていた


なぜ、果汁グミ・・


それは5月の海水浴遠足の日・・

生徒の一人が持って来た果汁グミ グレープ味が暑さのせいで溶けてしまい

スライムになっていた


生徒れいら 「気持ち悪くて食べられない・・」


魔女 「よこしなさい、 魔女が食べる!」


どろどろに溶けた果汁グミを割り箸ですくって食べる

これ最高ね


他の子は海で遊んでいたと思っていたのに

なっちゃん、見てたのね・・

あなどれないわ


魔女はグミは電子レンジでスライムにしてから食す

それが最高に美味いグミの食べ方!