トミニャガさんがやって来た Ⅱ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジンジン


魔女とトミニャガさんのややこしい会話が続く・・


魔女 「それで、《涼子》に何の用事がおありなんです?」


トミニャガさん 「私、これといって《涼子ちゃん》に用事はございませんけど・・」


魔女 「じゃあ何で《涼子》がいるかとお聞きになったの!」


トミニャガさん 「なんとなく?」


魔女 「その疑問語の意味がわからない」


僕ら 「なんなんだよ・・」


トミニャガさん 「あれ・・魔女さん、どうして《涼子ちゃん》がうちにいた事ご存知なの?」


魔女 「《涼子》に聞いたから」


トミニャガさん 「どうやって・・」


魔女 「うにゃうにゃ言って」


トミニャガさん 「・・誰が?」


魔女 「《涼子》が」


トミニャガさん 「なにそれ・・」


魔女 「なにそれ・・って・・」


トミニャガさん 「魔女さん大丈夫? これ以上おかしくなったら大変ですわよ・・」


魔女 「もういいから・・ で、今日のご用事は何です?」


トミニャガさん 「そう言われれば、私、なんでここに来たんだろう・・ ねえ魔女さん、どうしてだと思う?」


魔女 「バイクを買ってくれるっていう話をしに来たんですよ」


トミニャガさん 「・・ ・・ あ・・ ああ! 思い出した!」


魔女 「ほらね!」


トミニャガさん 「バレンタインデーの事だ!」


魔女 「バレンタインデーかよ・・」


トミニャガさん 「私、今度フォーラムで知り合いの奥様方と一緒にチョコを作りますの」


魔女 「はぁ・・」


トミニャガさん 「それで・・ 私、《伐君》の事を思い出しましたのよ」


魔女 「あぁ・・ あれは素敵なバレンタインでしたね・・」


      その時の記事はこちらから


トミニャガさん 「・・・ 汗汗あせるあせるあせる


僕たち 「トミニャガさん、泣かないで!」


トミニャガさん 「そ・・それで・・汗 私、天国の《伐君》にバレンタインデーチョコを作って差し上げよう、って・・汗


魔女 「・・ありがとうございます」


トミニャガさん 「それで、《伐君》の好きな物型のチョコを作ろうと思ったんですけど・・ 《伐君》って、どんなものがお好きでした?」


魔女 「食べ物が好きでした」


トミニャガさん 「そういう色気のない話は聞いてないっ!」


魔女 「・・じゃあ、《伐》を連れて来ましょうか!」


トミニャガさん 「・・あ、あのブリキの《伐君》?」


まじょねこ日記-batu07113

魔女 「はい、直接聞いてみます?」


トミニャガさん 「・・しゃ、喋りますの?」


魔女 「いいえ・・」


トミニャガさん 「なんだって言うのよ!」


魔女 「何かのヒントになるかと思って・・」


トミニャガさん 「・・」


魔女 「連れて来ます?」


トミニャガさん 「もういい! 自分で考えますから!」


魔女 「そうですか・・」


トミニャガさん 「これはあくまでもついでの話なんですけどね、チョコが余ったら魔女さんにも作って差し上げるわ。 魔女さんは何型がよろしいかしら?」


魔女 「バイク型」


トミニャガさん 「・・」


トミニャガさんは何も言わず・・

その後姿に心のブリブリ感を精一杯表現しながら帰って行った


バリャンタャインデーが楽しみです