夏、部分的に秋 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ユリぼうず


暑い! 暑い!

チンチラ毛にはたまらない暑さだ!


僕たちの部屋(リビング)は毎日天井の窓からお日様が

さんさんと・・ さんさんと! さんさんと!! 

                    (しつこいっ!)

暑さを入れる・・

もはやここには生きもの住む所ではない


だから僕たちは朝ご飯を食べる終わると同時に

この部屋を出て行く

既にここはご飯を食べるだけの部屋と化している


《アゾ》なんて、『魔女を起こさなきゃならない!』

それを理由にして、夜も廊下で寝ている


僕が朝ご飯を食べて、さっさと外に出ようとすると


「かあちゃん!」


・・僕はその声を聞くと  一回立ち止まり

それからすまない感じを目一杯かもし出し

決して振り返らずに

背中を丸めてちょこちょこ走りで階段を降りる


(《ボンネット》・・ 母ちゃんを許してっ!) 

そう心の中でつぶやきながら・・


ちよちゃん 「この子の目は米倉涼子そのものだよね」


茶子ママ 「似てる・・ カツラかぶせたら申し分ない!」


などと、人に言わしめる人間似の目をした僕の息子は

毎日暑いリビャんグでぶっ倒れている


bon0883


前に《伐》が度々トミニャガさんちのトイレを借りに行ってて

僕たちに報告した事があった


伐 「おい、トミニャガさんちは涼しいぞ! めっきり冬だぞ」


僕 「魔女、トミニャガさんちは冬だって」


魔女 「しょえ~い!」


伐 「それはいったいどういうリアクションなんだよっ!


僕 「で・・どうしてトミニャガさんちは冬で、うちは夏なの?」


魔女 「それはね・・複雑な要素がからんでおり・・」


伐 「わかんねえよ・・」


魔女 「だから・・  晴れ右矢印雪の結晶¥ なんだよ!」


伐 「余計わかんねえよ!」


ジンジン 「・・でも、うちの教室は時々秋じゃない?」


僕 「そうだね!」


伐 「そうか・・そういう事だったのか!」


ジンジン 「何かわかったの?」


伐 「・・ 」


ジンジン 「わかってないんじゃん・・」


ふと、そんな訳の分かんない会話を思い出した



今日魔女はボスんちへ行って、夜まで帰って来なかった

それで僕は、秋が欲しくて勝手に教室に入ってみた


暑いじゃないかあ~!メラメラ


水玉 「《ユリぼうず》・・ そんなところで何やってるんだ?」


僕 「ここは秋じゃなかったっけ?」


水玉 「いったい何を言ってるんだよ・・」


僕 「昨日は秋だったよね、ほら子供たちがいっぱい来て魔女が仕事して」


水玉 「秋?」


僕 「この部屋は涼しかったじゃないかあ~!」


水玉 「ああ・・ 秋は生徒たちがいる時だけだよ」


僕 「なんでっ!」


水玉 「・・ にひひ ニコニコ かお 得意げ にひひ えっ¥ だからじゃない?」


僕 「・・じゃあ、魔女と僕らは ¥ × 空 って事?」


水玉 「当然だろ・・」


又してもつまんない会話をしてしまった

(何なんだよ、今日の日記は!)


これからの週も教室が目一杯忙しいらしいから

それを良い事に、僕は連日入り浸りだな


yuri0883    ここは秋

yuri-2 0883  

絶対にどかないもんね・・


ところで

この暑いのに、どうしたんだ? あいつ・・

injigo0883


インジゴ 「魔女・・どこにも行かないで汗


魔女 「暑苦しい・・あせる