憂鬱な話 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジンジン


今日も魔女は一日中お仕事だ

僕らは夕方までつまらない


jin0882

それで、やっと魔女のお仕事が終わって・・

魔女と一緒に《水玉先生》も戻って来た


僕  「・・? 《水玉》、頭に・・」


水玉 「僕の頭がどうかした?」


僕  「ハゲが・・出来てる・・」


ジョン ブリアン 「ハゲは《ジンジン》の頭に出来るものでしょ!」


インジゴ 「前に私の頭にも出来たよ、恐怖の袋を見た時」


ジョン ブリアン 「どうしたの?そのエンケー・・何だっけ?」


僕  「円形脱毛症だよ・・」


水玉 「・・やっぱ出来てる?」


mizu0882

魔女 「出来てる・・」


水玉 「・・・」


インジゴ 「何か心当たりがあるんだね」


水玉 「・・」


ジョン ブリアン 「そのエンケーが出来るのって・・」


ジンジン 「まさか・・」


水玉 「・・僕、《水玉先生》やってるじゃん」


僕ら 「うん、うん・・」


水玉 「聞いちゃったんだ・・ 教室で魔女が生徒たちに言っているのを」


僕  「・・嫌な予感がする」


水玉 「またイエティの国に行くって・・ 今度はちょっと長いって・・ そうだよね、魔女」


魔女 「・・」


インジゴ 「そうなの!」


魔女 「うん・・」


ユリぼうず 「魔女っ! いい加減にしてくれよ!」


yuri0882


そう叫ぶと《ユリぼうず》は出窓の縁から飛び降り

ぶりぶり怒って外に出て行ってしまった


僕  「本当だよね・・ また僕ら悲惨じゃん」


水玉 「悲惨なのは僕らだけじゃないよ、家族①も②も、その間はなんも言う事を聞かない半家出軍団をご飯のお茶碗を8つ持って探し回る日々を送らなきゃならないんだぞ」


魔女 「だから・・ お願いだからいい子で待っててよ」


水玉 「毎日魔女がいなくてきちんとした生活が出来るかよ」


ジョン ブリアン 「僕も出来ない・・だってつまんないもん」


水玉 「だろ・・」


僕  「嫌な話を聞いちゃった、憂鬱になった・・」


水玉 「おまえが僕のハゲなんか見つけるからだろ」


アゾ 「あ、あっしたになったら~ 《ジンジン》は 3っつくっらいの ハッゲができてるだろうの、それは ざ、ざんねんでごじゃます! 」


水玉 「何言ってんだ・・こいつ」


ここで《ユリぼうず》が早々に外から帰って来た

さっきとは別猫のように無表情だ


ボンネット 「カアチャン!」


ユリぼうず 「・・」


僕  「魔女・・その間、《ボンネット》はどうなるの?」


魔女 「《ユリぼうず》が面倒を見て差し上げるよね」


ユリぼうず 「・・」


魔女 「《ユリぼうず》、お願い・・」


ユリぼうず 「僕、今心をお庭に置き忘れて来たから・・」


魔女 「・・」


魔女がいない間、僕らは家に寄り付かないで

思いっきり悪い子になる

そして、魔女が帰る頃には、家族①が僕たちのせいで円形脱毛症になるんだ


昨日、魔女が夜にトーキョーから帰って来てから

僕と《水玉》と《伐》のお誕生会をやった

その写真は明日載せるって