魔女
軍団が元気を失くしており、誰ひとり日記言おうとしないので
今日は魔女が書くしかない
病院で診察してもらい
注射を打ってもらったり、薬を飲ませているにもかかわらず
《ジョン ブリアン》の容態は一向に良くならない
昨日の夜になって、その様子が明らかにおかしくなった
医者からの薬はまだ数日分残っていたが
魔女はもう一度病院に連れて行く事に決めた
以前、8時までやっている病院を紹介された事があったので
少し遠かったがそこで診てもらう事にし
ふらふらの魔女に代わって家族②が《ジョン ブリアン》を運んだ
診察の結果・・
《ジョン ブリアン》の呼吸はあまりにも異常で
これは肺が大変な事になっているに違いなく
「明日中に何とかしないとこの子は死にます」
と言われたと、
ただ、この病院は月曜が休みで治療が出来ないので、早急に他の病院を探し、遅くとも明朝一番で治療に当たるようにとの事、と家族②から連絡が入った
明日まで待てないと思った・・
家族②が《ジョン ブリアン》を連れ帰る間に
夜間受け入れの病院を探した
腕の良い先生の動物病院に通っている鎌倉の猫バアに電話した
でも、そこは夜間はやってなかった
違う友人に電話したが留守だった
ネットで夜間診察をやっている動物病院を探した
あ・・ 行きつけの病院の本院が夜間もやってるんじゃないか
気が動転していて頭が飛んでいた・・
家族②は、帰って来るなりまたその病院を目指した
待っていてくれた先生が早速治療にあたってくれた
《ジョン ブリアン》の肺には大量の液体が溜まっていた
《ジョン ブリアン》はすぐに酸素室に入れられた
ここで少しでも体調を整える事が出来れば
今日にでも施術し、肺の液体を抜く
とにかく、それがなされなければその先の治療も原因も分からない
《ジョン ブリアン》の体力が少しでも回復し
一刻も早く肺の液体を抜ける状態になって欲しい
家の中が静かだ
《ボンネット》までもが静かになってしまった
《ジョン ブリアン》を助けてください
いったい私は誰に祈ってるんだ・・