思い込み・・ | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

インジゴ



アゾ 「イッ、イッ・・ イラッシャイマシテ~!」


私  「《アゾ》がベランダで呼んでいるよ」


魔女 「今朝はちょっと寒いから気乗りがしない・・」


アゾ 「イ、イラッシャイマシテ・・ 

     イ、イスニ スワッテ~ドウジョ~ォ!」


私  「ずっと呼んでるから行ってあげなよ」


魔女 「もう・・」


アゾ 「イッツラッシャイマシェ~! コ、ココニ ドウジョ~!」


魔女 「はい・・」


アゾ 「アジョ、 モ、モミモミシマスノデェ~!」


魔女 「いいよ・・」


アゾ 「イ、イイデスカラア~! ウ、ウミュゥゥ~~」」


魔女 「ところで 《アゾ》さあ、もっとフツーに鳴けないの?」


アゾ 「フ、 フツー・・?」


魔女 「猫らしく 『ニャオ~ン』 って感じでさ、 もっとも他のみんなも猫的には鳴けないけど・・ うちで猫らしく鳴けるのは《ジンジン》だけなんだよね」


アゾ 「ア、アジョハ、ネ、ネコジャナインダカラア~」


魔女 「猫じゃない? じゃあ、なんなの?」


アゾ 「オッ、オッ、オッ、オッ・・・」


魔女 「なに?」


アゾ 「オッ・・トセー !!


魔女 「・・・」


水玉 「《ジョン ブリアン》に言われたんだよ」


魔女 「いや、この前、《アゾ》が《ジョン ブリアン》にそう言われた、とは聞いたんけど・・ まさか、本気で・・」


私  「ほら、《ユリぼうず》がおっしっこ出ない病になった時、魔女がお出かけするのに《ユリぼうず》の気を紛らわせようと、レビでアニャマル プリャニャットをつけて行ってくれた時・・」


ジンジン 「オットセイがいっぱい出ていてね、それをじっと見ていた《ジョン ブリアン》が 

『これは《アゾ》だろ!』 って叫んだんだよ」


私  「それで《アゾ》は自分の事を オットセーだって・・」


魔女 「思ってるって言うの?! まさか・・」


私  「だから余計にあんな声を出しているんじゃない?」


魔女 「マズいじゃん! ちょっと、《ジョン ブリアン》、

    何でまたそんな事を言ったの!」


ジョン ブリアン 「だって、 《アゾ》のヒゲが・・ 同じだったから」


魔女 「なにと?」


ジョン ブリアン 「オットセイのヒゲと・・」


魔女 「え・・? ん? あれぇ、こりゃ、確かにそっくりだ!」



azo071210


《アゾ》と《ジョン ブリアン》のヒゲの方向性に於ける比較画像 


jyonbri071210

本日の話には関係ないが、《ジョン ブリアン》の体に乗っているのはヒマラヤ杉の実を色づけしたものです



ジョン ブリアン 「・・でしょ」


魔女 「《アゾ》・・ なんで、おヒゲが前に向かってはえてるんだ?」


アゾ 「・・ オッ、オッ、オットセー ダカラア~!」


魔女 「《アゾ》、聞いて! 《アゾ》はオットセイじゃなくて猫なんだ」


アゾ 「アジョ~ハア~ オッ、オットセーナンダア~ ウウウミュ~!」


魔女 「その鳴き方やめなさい!」


アゾ 「ウウミュ~! ウウウミュ~!!」


魔女 「こりゃ大変だ・・ ほ、ほら! 鏡をみてごらん、猫でしょ!」


アゾ 「・・・ ダ、ダレダ・・ コイチュ・・」


魔女 「《アゾ》だよ!」


アゾ 「アッ、アッ・・ アヤシイ、ヤチュ・・ダ」


魔女 「こら、鏡の後ろを調べるな!」


アゾ 「・・・」


魔女 「わかった? 《アゾ》は猫なんだよ」


アゾ 「・・ ア、アジョハ・・ オッ、オットセー !!



水玉 「でも、顔だけ見てたらオットセイじゃん」


魔女 「確かに・・ 似てるね・・」


ジョン ブリアン 「《アゾ》は・・ オットセイのまま育つの・・?」


魔女 「たぶん・・」


ジョン ブリアン 「僕のせいだね・・」


私  「いいんじゃない? オットセイのままで」


魔女 「いいの・・?」


ジンジン 「別に海に帰りたいとも言ってないんだし」


水玉 「魚だって、食べてるし」


ユリぼうず 「ベランダに岩場でも作ってあげたらいいじゃないか」


魔女 「岩場かい!」


アゾ 「アジョォ オッ、オッ、オットセ~ ゥゥウミュミュ~~!」


魔女 「本当にこのままでいいのか・・?」


ユリぼうず 「僕、オットセイと一緒のトイレには入りたくない・・」


魔女 「ややこしい・・」