ジョン ブリアンはどこ・・ | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ユリぼうず


yuri0754

僕は病気だけど日記を言います!


夕べ、みんなは 《ジョン ブリアン》 探しに行ってしまって・・


僕は一人だけお家に残された

病気がなおってないからだって


おこりんぼの子猫と一緒だなんて・・


みんな長い時間帰って来なくて

おこりんぼの子猫は、猫ハウスの 《伐》 のお部屋の中から

そ~っと覗いては、僕と目が合うたびに

「シャー!シャー!」 攻撃をしてくる


そのうち・・

僕はやることもないので眠ってしまった


たとん・・ とっこ・・とっとっと・・


(ん・・?何の音だろなぁ・・)


音のする方を見ると

子猫が 《伐》 お部屋から出て来て、その辺をこっそり歩いてる

すんごい・・へっぴり腰


僕は寝たふりして観察した

壁づたいに移動して、テレビの前までい行ったよぉ


そんでもって、テレビが乗っかってる台のガラスを覗き込んで

いきなり体中の毛をボーボーにして、口をいっぱいに開け、尖がった歯を丸出しにして、すごい勢いで ガラスに向かって 「シャーシャー!!」 と怒りまくっている


(おっかしい~! ガラスに映った自分に本気で怒っているよぉ)


散々 「シャーシャー!!」 言ってから

次に背伸びをしてテレビを見上げ始めたぞ


僕はそぉ~っと手をのばして、そこにあったリャモコンのボタンを押してみた


いっきなり音と一緒にテレビが映って

驚いた子猫が目を真ん丸くしてバッっと後ろに飛びのいた


(ケェ~ッケケ、クゥ~クク・・ こりゃおもしろいや・・)


僕はやたらリャモコンのボタンを押しまくった

テレビ(画面)が変わる度に

子猫の目がぐるぐるまわって、頭もぐらぐら動いて


(ケェ~ケケ、プックゥ~・・ なんだあれ・・ おっかしぃ~)


ボールがころころしているところで(たぶんサッカー)

子猫は異常に反応し出した

背伸びして、手をいっぱいにのばして、ボールを取ろうとしているよ

けど、ぜんぜん届いてないじゃん!


「こうやるんだよ!」


僕は思わずテレビのところに行って飛び上がり

ボールにタ~ッチしてみせた


子猫はぼくと同じに飛び上がり

毛を逆立てて・・ 着地と同時にぼくをひっかいた!


僕はムカついた すごくムカついた


けど・・

小さな子だから、殴ったら卑怯者になっちゃう


すごくイライラした



みんなが帰って来た!


《インジゴ》 が最初にお部屋に入って来たから

押さえつけてクビをかんでやった

そしたら蹴っ飛ばされた


仕方がないから、次に入ってきた 《ジンジン》 を襲ってやった

そしたら殴られた


それでイライラが倍増してしまった

どうしようもないから絨毯をバリバリ引っかいた




《ジョン ブリアン》 は見つからなかった、って・・


魔女は心配でそのまま眠らなかった



いよいよ僕の出番だ・・