そんなお年頃 | まじょねこ日記

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魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

インジゴ


injigo07426


キラキラしたものが壁や床や天井を行ったり来たりしていて

あら・・? 

と思って、後を追ったの


それは不思議なもので


捕まえられそうで

なかなか捕まえられなくて


あっちに行ったり

こっちに来たり・・


キラキラを追って、私の顔はぐるぐるまわった


走って行ってタッチした!

でも、壁を触ってる感じだけで

キラキラは捕まえられない


そんな私に気づいたちよちゃんが

持っていたものを揺らして

私の体にキラキラをくっつけた


私は驚いて飛び跳ねた


キラキラは壁に移動して

そこで楽しそうに踊り出した


私はちよちゃんが持っている物に興味を持った



私  「それはなあに?」


ちよちゃん 「鏡だよ」


私  「キラキラはそこから来るの?」


ちよちゃん 「そおだよ!ほらっ」



ちよちゃんは鏡を揺らしてキラキラを躍らせた


そしてまた鏡を顔に近づけて何かしている・・


私はちよちゃんがしている事に興味を持った



私  「何してるの?」


ちよちゃん 「お化粧」



私はそれを、じぃぃぃぃぃ~っと見ていた

それでたまらなくなって催促した



ちよちゃん 「《インジゴ》もお化粧するの?」


私  「する・・」



ちよちゃんが私のほっぺをふわふわの毛(ブラッシュ)で何回かなでて、鏡を見せてくれた

良く分かんないけど、いい匂いがして何だか嬉しい気持ちがした


それからも私はちよちゃんのお化粧っていうのを

じいっと見続けた



ちよちゃん 「マニキュアもする?」


私  「うん・・」



前の爪の先に何かを塗ってる・・

臭いけど我慢した


ちよちゃん 「ほら出来た、赤いマニキュアだよ 

        《インジゴ》、とっても素敵な爪になったよ!」


私はすっかり満足し

また鏡のキラキラを追って


赤いマニキュアの爪を持ち上げ

部屋の中を2足歩行で撥ねながら移動した



「 《インジゴ》、キョンシーみたいだよ」 


ってちよちゃんに言われた

キョンシーってなんだろう・・


やっぱりお化粧した猫なんだろうか・・