平日も惨劇 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ユリぼうず



yuri060902

今日のいつ?と言えば・・お日様が出てなかったから良くわかんないけど

魔女が出かけた

出る前にあちこちのヒモを外して行った 

(コンセントを抜いたのだ! ヒヒッ)


雨だし・・

僕たちは今日もお部屋でつまんない



僕  (トイレ行きたい・・)  「あれ・・ トイレ、並んでるの?」


伐  「そうなんだよ、なんでみんな一斉にトイレするかなぁ」


涼子 「 《ジンジン》、 早くして! 私、もれそう・・」


ジンジン 「ちょっと待ってよ、僕ずっと我慢してたからなかなか終わらないんだ」


伐  「いつ終わるんだ!」


ジンジン 「わかんない・・ ジャー、ジャー・・ あっ 終わりそう」


涼子 「やっと、私の番だわ・・」


伐  「おい、 《涼子》、何やってんだよ! 早くしろよ!」


涼子 「私、きちっとしてるから、最初にきれいに砂を掘らないと気が済まないの! ザッ、ザッ、ザッ・・ なんか気に入らないわ、もう一度 ザッ、ザッ、ザッ・・」


伐  「いい加減にしろぉ~!いつまでクルクル回りながらザッザッってやってんだよ、どこだっていいだろうよ!」


涼子 「どこだって良くない! トイレは 【こだわり】 なのよ!」


ぼく (あぁ、ダメだな・・ ん?こんなところになかなかいい物が・・)


水玉 「ワ~! 《ユリぼうず》 ・・ そこでなにやってんだよ!」


僕  「おしっこ・・ だって、トイレ 並んでるから」


水玉 「魔女が激怒したって僕は知らないからね!」


インジゴ 「ねぇ、この葉っぱ思ったよりおいしいよ」

(それは観葉植物の葉っぱであり・・)


ジョン ブリアン 「今日はボタンおしても、おんがくがなかなか来ないよ。でも見て!あちこちおしまくってたら、ビェ・・って、ふたがゆぅっくり開いちゃった、すごくない?!」

(CDプレーヤーであり)


ジンジン 「あれ? 魔女がドライフードの袋を一個しまい忘れてる」


伐  「食っちゃえ! 食っちゃえ!」


インジゴ 「ワ~、 ふわふわだよこの洗濯物! 私ここで寝ちゃおう」


涼子 「見て、見て! ゲロふき紙が長~くころがって行くわよ!」

(猫用ゲロ拭き紙・・ それはトイレットペーパーであり・・)


ジョン ブリアン 「ネコハウスのてっぺんからファブをおっことしてみましたぁ~、 つぎにお人形もおっことしまぁす!」

(こいつの言うところのファブとは、ファブリーズの事であり・・

そして、お人形とはガンダムの模型で・・)


水玉 「おっ、こんな所にザラザラ袋・・ 破いて振り回しちゃおう!」

( 《水玉》 の言うザラザラとはスティック シュガーで・・)


僕 「ゴミ箱、倒してみた、 中身が全部出た・・」



魔女 「ただいまぁ~」


僕ら 「魔女が帰って来た!! おかえりー」


魔女 「なに・・ この部屋・・」


僕ら 「なに・・ って?」


魔女 「メチャクチャ散乱してる・・ しかも床はザラザラだし・・ ギョエ~!! 誰だぁ!プランターの水受けにおしっこしたのはぁーパンチ! 」


みんな 「・・・」


魔女 「昨日に引き続き・・ お、お前たちはぁぁあビックリマーク


僕  「なんで叱るの?」


魔女 「当たり前でしょう! 何なのこの部屋!!」


僕  「なんでもかんでも置きっぱなし、出しっぱなしにしてたのは魔女でしょ。 洗濯物だって昨日から片付けてない。 ネコハウスには勝手にガンダム置いて、植物の下じきだって買っ来てかずっと置きっ放し。 しかもトイレ混んでる」


魔女 「なに? なに? だから魔女が悪いって言うの!?」



僕 「だって、僕たち猫だもの!」


魔女 「何だよ、それ!!